歌手の氷川きよしが、22日に放送されるニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(毎週土曜 5:00~7:40)にゲスト出演する。

  • 左から徳光和夫 、氷川きよし -ニッポン放送提供

青春時代に聞いていた思い出の曲や学生時代のエピソードから、派手な演出で話題となった昨年末のNHK紅白歌合戦の裏話を披露。ムード歌謡が大好きな徳光が、氷川きよしの声にピッタリでぜひ歌って欲しいと懇願する曲について熱弁すると「今度歌います」とメモを取る一幕もあるなど、収録は大いに盛り上がった。

また、4日に新曲「母」をリリースしたばかりの氷川が、自分の母について「体も弱く、生きるか死ぬかの手術を乗り越えた」「母のために東京に出てきて、母に何かしてあげたいと思って頑張ろうと歌手を目指してきた」「ホントは近くに居ないといけないのに…」と思いを語る中、涙で声が詰まる場面も。

収録を終えて、「氷川きよしがデビューから20年を経て、新たな躍進を、新たな道を切り開こうという気持ちを感じた」と振り返った徳光。

さらに「今回インタビューして一番意外だったのは、デビューは演歌だったけれど、それ以前はポップ系をずいぶん歌っていたということ。自分がやりたいことをやる、ということがようやく出来るようになって、今まではある意味で作られた氷川きよしが、これからは氷川きよし自身が氷川きよしを作る、そういう時代になったと強く感じた」と語った。