NTTドコモは、「Disney DELUXE」や「ひかりTV for docomo」などの各種映像配信サービスをテレビの大画面で楽しめるセットトップボックス「ドコモテレビターミナル02」を、2月13日にドコモ取扱店で発売する。ドコモオンラインショップでの直販価格は税込17,424円。

  • ドコモテレビターミナル02

    ドコモテレビターミナル02

dTVやdアニメストア、ひかりTV for docomoなどドコモの映像サービスに加え、YouTubeやDisney DELUXE、DAZN for docomoといった動画サービスも楽しめる4K/HDR対応セットトップボックス(STB)。

2019年11月に発表された2019-2020年冬春 新商品のひとつで、「2020年春発売」予定とアナウンスされていた。今回、正式な発売日や価格など詳細が決まったかたち。

テレビターミナル02の利用にはドコモ光などのフレッツ回線と、インターネット接続サービスの契約、有線LANもしくは無線LANルーター、HDMI端子を搭載したテレビ、dアカウントの設定が必要だ。

ひかりTV for docomoを契約していれば、新たにBS4Kデジタル放送を視聴できるのも特徴のひとつ。アイキャストが放送事業者から再放送同意を得たうえで提供するもので、光回線があればユーザー側でBSアンテナやチューナーを用意しなくてもBS4K番組が観られる。

Android TV 9を搭載しており、Google Playから好きなAndroid TVアプリをダウンロードして追加できる。DLNA/DTCP-IPに対応するほか、DTCP+をサポート。テレビターミナル02を経由して、外出先からひかりTV for docomoを観られる。HDRについてはHDR10とHLGをサポートするほか、発売後にDolby Visionにも対応する予定だ。

  • ドコモテレビターミナル02

    本体を上から見たところ。リモコン(左)が付属する

テレビも操作可能できる多機能リモコン(Bluetooth/赤外線対応)が付属し、ワンタッチでひかりTV for docomoにアクセスできる。リモコンの音声入力を使ったテレビターミナル02の操作にも対応している。

スマホ用の「ドコモテレビターミナルアプリ」をテレビターミナル02のリモコンとして使えるほか、アプリ上でコンテンツを検索して、視聴デバイスをスマホ/テレビのどちらか選ぶことも可能。さらに、「my daizアプリ」からの音声操作もサポートする。

インタフェースはHDMI 2.0b(HDCP 2.2対応)とUSB 2.0、USB 3.0、IEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LAN機能や有線LAN端子、Bluetooth機能も備える。モバイル通信には対応しておらず、UIMカードは装着できない。

住友電気工業製で、メモリは3GB、内蔵ストレージは16GB。クアッドコアCPU(BCM72781)を搭載している。本体サイズは約135×135×30mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約278g。カラーはホワイト。