Angularチームは7日、JavaScriptフレームワーク「Angular」v9.0.0のリリースを公式ブログで発表した。GitHubのリポジトリはこちら。なお、廃止APIなどを含むためアップデートする際には更新用のドキュメントを参照するように求めている。

  • Version 9 of Angular Now Available — Project Ivy has arrived!(公式ブログより)

    Version 9 of Angular Now Available — Project Ivy has arrived!(公式ブログより)

Googleやコミュニティが開発を進めているWebフレームワークAngularは、コマンドラインツールからモバイルやデスクトップで動作するWebアプリケーションをTypeScriptベースのコードで構築できる。メジャーリリースとなったv9.0.0では、コンパイラ&ランタイムが「Ivy」エンジンに変更されており、サイズの縮小やビルド時間をはじめ、型チェックやデバッグ、国際化など多くの点での改善が得られる。また、新たにYouTubeプレイヤーやGoogle MapsなどAPIでGoogleが提供するコンポーネントが組み込まれており、アプリケーションに組み込みやすくなると説明している。