JR東日本、JR北海道、JR西日本の3社は2月4日、センターサーバにおいて予約情報の管理から認証処理までを行うセンターサーバ照会方式の新幹線IC乗車サービス「新幹線 e チケットサービス」を3月14日から開始すると発表した。

  • センターサーバ照会方式の新幹線IC乗車サービスの概要

同サービスを利用すると、予約後、交通系ICカードを新幹線自動改札機にタッチするだけで、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田新幹線に乗車することが可能になる。

サービス対象の区間は、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線全区間の停車駅相互間。

  • 「新幹線 e チケットサービス」対象区間

利用できる交通系ICカードは、Suica(モバイルSuica、Apple PayのSuicaを含む)、Kitaca、PASMO、manaca、TOICA、ICOCA、PiTaPa、SUGOKA、nimoca、はやかけん。

同サービスを利用する際は、JR東日本の「えきねっと」またはJR西日本の「e5489」で会員アカウントを作成し、手持ちの交通系ICカードを登録する必要がある(「e5489」では、北陸新幹線のみ予約可能)。

「新幹線 e チケットサービス」は、運賃と料金が一体となった新幹線専用商品で、「東京都区内」といった「特定都区市内制度」は適用されない。1回の予約で6名まで交通系ICカードで乗車できる。

  • 東京駅発の主な区間の発売額(普通車指定席・おとな1名片道・通常期)