東日本電信電話(NTT東日本)、エヌ・ティ・ティ・アド(NTTアド)、西日本電信電話(NTT西日本)、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーの6社は共同出資を行い、eスポーツ分野における新会社「NTTe-Sports」を1月31日に設立することを発表した。

新会社では、次世代eスポーツのトータルソリューションの提供やコミュニティの推進、地域社会と経済活性への貢献を目指すという。

主な事業内容としては、高品質で安定した通信ネットワークやICT技術を軸に、eスポーツ施設を「秋葉原UDX」4F(東京都千代田区)に開設。コミュニティやプロ選手等を誘致し施設収益を確保するとともに、地域拠点とつなぎ、低コストで付加価値の高いイベント、サポートメ ニューの提供を目指すという。開業時期は7月以降を予定。

また、遠隔コーチングやバイタルデータ分析などの新たな付加価値を拡充し、人材教育サポートや動画コンテ ンツ等の配信サービスの運用、プロチーム、学校、福祉施設向け講座など教育カリキュラムを提供するという。

さらに、eスポーツの総合プラットフォームを構築し、イベント運営効率化やマッチング、動画コンテンツ配信等を行うほか、イベントの高付加価値化(遠隔実況、AI解説等)によるエンターテイメントショーケースを提供し、 将来的には各地を盛り上げるリーグ立ち上げを目指すということだ。

このほか、産業、観光、コミュニティ、教育、医療、福祉等分野でeスポーツを活用した街の活性化に向けたコンサルティングを実施し、自治体等と連携した地域活性化に貢献するとしている。