特撮ドラマ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の第43話(1月26日放送)に、『未来戦隊タイムレンジャー』(2000~2001年)のタイムレッド/浅見竜也を演じた俳優の永井大がゲスト出演することが決定した。

今回、永井が演じるのはリュウソウ族のマスターブラック。リュウソウブラック/バンバの師匠という役柄だ。幼い頃、バンバの剣の修行を見守り、精神的な支えにもなっていたマスターブラックだが……。久しぶりにバンバの前に現れたマスターブラックは、リュウソウブラックをはじめ、リュウソウジャーたちとどう関わっていくことになるのか――?

特撮ファンにとって、シリーズ放映25周年、西暦2000年に放送された"ミレニアム戦隊"として知られる『未来戦隊タイムレンジャー』(2000~2001年)のタイムレッド/浅見竜也役でおなじみの永井。このたびなんと20年ぶりにスーパー戦隊シリーズに帰ってくる。

永井大 コメント

――スーパー戦隊シリーズに20年ぶりに出演が決まった時の感想を教えてください。

まず率直にうれしかったのと、この世界で初めてのレギュラー出演作が『未来戦隊タイムレンジャー』でしたので、当時を振り返り、懐かしさがこみ上げてきました。長年続くスーパー戦隊にレッド役で一年間レギュラー出演できるという大きな喜びを感じたことを思い出しました。

そして、そこから20年も経つんだなと感慨深かったですし、20年目という節目の年に再び出演させていただくということで、身の引き締まる思いでした。

――今回、久しぶりに撮影に参加していかがでしたか?

当時、助監督をされていた方が監督になられているなど、スーパー戦隊シリーズのチームスタッフって長くやられている方が多いので、現場に入ると20年前にご一緒したスタッフがたくさんいらして、記憶が蘇りました。スタッフの方々と当時の思い出話をしながら、楽しく撮影させていただきました。スタッフの皆さんには感謝の気持ちで一杯です。

――今回アクションシーンにも挑戦されましたが、20年ぶりに体を動かした感想を教えてください。

もっとやりたかったなと。久しぶりに劇中でも宙返りをやりました。20年ぶりにトランポリンの練習をして、宙返りして剣もかわしました。40歳を過ぎても、まだできるなって思えたことがうれしかったです。

――アクションシーンに臨む前に、何か準備したことはありますか?

昔から「50歳でもバク転ができる自分でいたい」という目標をもっているので、普段から体は鍛えています。あと、子どもを背中に乗せて腕立て伏せをしたり、息子と遊ぶときに"やられ役"をすることが増えたのも良い練習になっていたのかもしれません(笑)

――『リュウソウジャー』の皆さんと共演していかがでしたか?

とにかくフレッシュでしたね。撮影が始まる前は、ジェネレーションギャップを感じるのかな……と思っていたんですが、彼らは20歳頃の自分と比べると、みんな大人だなぁと思いました。

現場では、「タイムレンジャーの時はどうでしたか?」とか聞いてくれて、僕らのときとは、時代も含めいろんなことが大きく違うので、今では考えられないようなできごとなどについて話しました(笑)。

――俳優生活の原点でもある"スーパー戦隊シリーズ"への思いをお聞かせください。

子どもの頃からスーパー戦隊シリーズを見ていましたし、役者としての基本をたくさん教わった場所なのでとても特別な作品です。

また、息子がちょうどスーパー戦隊シリーズを見始めているので、今は父という目線からもスーパー戦隊を楽しんでいます。しかも"パパ=タイムレンジャー"という認識もできているので、何かというと「タイムレンジャー」って言うんです。将来は「ヒーローになる」と意気込んでいて、でんぐり返しも60回くらいできますし、高いところから飛ぶのも好きですね。

今、配信で『タイムレンジャー』やほかのスーパー戦隊も見られるので、改めて家族でハマッています(笑)。ストーリーもしっかりしていて、アクションもすごくて、「大人でも楽しめる作品になってるんだね」って話してます。子どもと一緒に見ていて、お母さんがハマるっていうのもすごくわかる気がします。

――今回の出演をご家族に報告されましたか?

もちろん報告しました! 「リュウソウジャー」のメンバーと一緒に撮った写真を息子に見せたら、目をまん丸にして「うおー!」って驚いていて、その無邪気な表情が印象深かったですね。一緒に遊ぶときは、息子がレッドなんですよ。「パパはグリーンね」って言われるんですけど、僕はレッドをやってきたので、なんかちょっと……複雑で(笑)。

今回はマスターブラックとして出演させていただくんですが、師匠といってもまだ理解できないと思うので、「リュウソウブラックよりも強いんだよ」って、一緒に放送を見ながら教えたいと思います。

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

20年ぶりに、僕の原点ともいえるスーパー戦隊シリーズに再び参加させていただくことができ、非常にうれしく思っております。

特別な思いを込めて参加させていただいたので、その思いが視聴者の皆さまにも届くといいなと思っております。ぜひたくさんの人たちに見ていただきたいです。

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