竹原ピストル

フジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」のテーマ曲「サンサーラ」を、竹原ピストルが歌唱することが決定した。

「サンサーラ」は中孝介、城南海ら7組のアーティストが歌いつないできた番組テーマ曲。“輪廻転生”を意味するサンスクリット語「サンサーラ」を冠したこの曲は、2003年に完成した。当時番組のチーフプロデューサーだった味谷和哉氏が、アシスタントディレクターだった1992年にインドロケを行っている最中に朝もやのガンジス川を眺めているうちにサビの歌詞とタイトルを思い付いたという逸話を持つ。ライブツアー中に楽屋で「サンサーラ」を歌い続けた末にレコーディングに臨んだという竹原ピストルは、「自分なりの体重を乗せた『サンサーラ』を歌うことができたと思っています」とその手応えを語っている。

竹原を「サンサーラ」の歌い手に選んだ理由として、番組の現チーフプロデューサー西村陽次郎氏は「4年前、小さなライブハウスで見た竹原ピストルさんの姿が強烈で……。ボタボタと滴り落ちる汗をぬぐいもせず、ギター1本でマイクに向かい、地面から鳴り響いてくるような歌声。竹原ピストルさんの歌う姿が『ザ・ノンフィクション』という番組の世界観と1つに結びついたんです」とコメントしている。

竹原ピストル コメント

壮大さにおいて、自分では絶対に書けない歌詞ですし、多彩さにおいて、自分では絶対に書けないメロディーです。やはりとても難しかったけれど、こういうことかな、、とか、こうしてみたらどうだろう、、と、自分の“間”や解釈と摺り合わせていく作業がとても楽しかったし、とても良い経験をさせていただいたと思っています。
そして、自分なりに、自分なりの体重を乗せた「サンサーラ」を歌うことができたと思っています。「サンサーラ」を歌わせていただいたこと、そしてそれを「ザ・ノンフィクション」で使っていただけること、とても光栄です。歌唱が、番組とうまく溶け合えたならば嬉しいです。

フジテレビ「ザ・ノンフィクション」

2020年1月19日(日)14:00~14:55