小学館は1月16日、職場の人間関係に悩む人たちに向けたビジネス書『同僚は宇宙人』(税別1,100円)を発売した。

  • 『同僚は宇宙人』(税別1,100円)

    『同僚は宇宙人』(税別1,100円)

著者は、初の著書『妄想国語辞典』(扶桑社)が発売から3か月で2万部のスマッシュヒットを記録した野澤幸司氏。氏は同書の中で、オフィスを「小宇宙」、相手を「宇宙人」と称し、職場の人間関係によるモヤモヤを回避する近道は、「相手を宇宙人だと思うことだ」としている。

同書に登場する宇宙人は82種。たとえば、まるで自分がプロジェクトの中心であるかのような顔をして仕事をスタートさせるが、「あとはよろしく」とフェードアウトしておきながら、時々やってきて「あれどうなってる?」と聞く【あとよろ星人】、ことあるごとに「俺、この会社長くいる気ないんで」と発言をするが、絶対に会社を辞めない【すぐ辞めるんで星人】、ビジネスシーンで起きるさまざまな事象や人のたとえとして、名作・三国志の内容をいちいち引き合いに出す【三国志でたとえたがり星人】などなど……。

そんな「オフィス宇宙人」たちとどう付き合えばいいのか。同書には、その生態ごとに対処法がまとめられている。

第1章「モヤモヤで済んでいるうちはよいけれど・・・・そばにいると厄介系宇宙人」、第2章「世の中のデジタル化が生んだ問題児・・・・PCスマホ系 宇宙人」、第3章「周りのことなんて気にしない気にしない・・・・空気読めません系 宇宙人」、第4章「ある意味、職場をなごませているのかもしれない・・・・一周回って愛くるしい系 宇宙人」で構成されており、144ページ、価格は1,100円(税別)。