なんでもない日もありがとう「赤ちゃんとすごす、はじめてだらけの日々」

子どもが産まれて、いよいよ新しい日々がスタートしました。お母さん学校に入学した気分!と前回書かせていただいた通り、新米かあちゃんにとっては、何もかもがはじめてで、新鮮な気持ちでワクワクする一方、教科書(育児書)は一応あるものの、その通りにいくことなんて100%ないわけです。でも、そんなの時間が経った今だからこそわかるわけで、当時の私は頭でっかちになっていて、不安が募れば本をあさったり、携帯で検索の日々……新米かあちゃんのやりがちなやつを一通りやってきました。

まずは、授乳。こんなにも振り回されることになるとは思っていなかったのですが、最初の頃は出産が大変だったのもあって、貧血も酷く、起き上がるのも精一杯だったので、ミルクを足してあげていました。夫が夜中にふらふらになりながら慣れない手つきでミルクを作ってくれて、半分寝ながらあげてくれていたわけですが(笑)、心のどこかで完母がいい……!という願いは消えず、負けじと頻回授乳を試みたりしていました。吸わせるほどに出るようになるって書いてあることをそのまま鵜呑みにして、赤ちゃんが本当に望んでいることがわかっていなかったな〜と今でも思い出します。授乳した後もぐずぐずしていると、足りないのではないか……ミルクを足すべきなのか……と頭の中はつねにグルグル考えていました。