自宅で少しでも稼げるようになりたいと思ったことはありませんか? 特に子どもが小さい時は、仕事と育児・家事との両立が難しく、社会復帰に二の足を踏むものです。

◆社会復帰に思い悩む30代・40代主婦は多い
30代・40代になると、これからの教育費やマイホーム取得など、お金がかかるイベントも増えてくるため、そろそろ働いて収入を得たほうがよいのでは……と考える方も多いでしょう。

しかし、以下のような不安なども多く、なかなか社会復帰への一歩を踏み出すことができない場合もあります。

・働きたいけど、保育園の空きがない
・幼少期は病気になりがちで、会社に迷惑をかけそう
・子どもが帰宅するまでの時短仕事があるのか
・仕事と育児・家事を両立できるか自信がない
・長く専業主婦だったから、社会復帰できる自信がない

◆在宅ワークは理想の働き方
しかし、小さな子どもを持つ主婦でも、育児や家事の隙間時間に自宅で仕事ができたら、とてもありがたいと思いませんか?

私自身、2人の子どもが1歳と3歳の時にFPの資格を取得し、1年後の35歳の時に独立系FPとして起業。

しかし、実績のない私に仕事はなく、最初の3年はとっても暇でした。「時間」はあるので、お金に関わる勉強は怠らず、我が家の資産形成のためにも「稼ぐ・節約・貯蓄・資産運用」と様々なチャレンジをしました。

得た知識や経験から、役に立つようなお金に関する情報をブログに書いていたところ、メディアの目に留まり、地元新聞社や情報誌などのコラム掲載の仕事をスタートすることができました。

当時、まだ子どもが幼少期でしたので、自宅でできる仕事というのはとてもありがたく、子どもが幼稚園に行っている間や寝ている間などを活用し、仕事をすることができました。

執筆の仕事は、依頼から納品まで全てネットで完結するので、地方在住の私にとっては助かりました。自分で仕事を選び、好きな時間に仕事ができるというのは、最高の働き方です。

◆ネットが使えれば仕事の幅は広がる
他にも、FPで起業する前は専業主婦でしたので、収入を得る手段としてネットを活用した『ヤフオク!』やアフェリエイトなどに挑戦したことがあります。

ただ、個人的に『ヤフオク!』や『メルカリ』などは、売買や配送の手間がかかること、アフェリエイトは上手に広告媒体に誘導するような記事を書くことが苦手と気付き、早い段階でやめました。

他にも、ハンドメイド作品に挑戦しましたが、デザインのセンスがないと気付き、早々にやめました。やってみて気付くことはたくさんありますので、興味があることは挑戦し、向いてないと気付けば、早めの撤退や方向転換も大事です。

◇SOHOという働き方
ネットを活用した仕事は執筆以外にも数多くあり、開業当時よく活用していたのが『SOHO』でした。

SOHOとは「スモールオフィス・ホームオフィス」の略で、フリーランスのための在宅ワークや副業で、ネットを活用した仕事の求人が数多く掲載されています。ネットが使えて、さらに専門的な知識や経験があれば、付加価値を生むので単価は高くなります。

◆最初の一歩としてやるべきことは?
女性が社会復帰するには、ブランクが長ければ長いほど、勇気がいります。自分に「自信」がないと勇気が湧いてきません。そこで自信を付けるためにも、勉強したり資格を取ったりすることが必要になります。

◇知識を付ける
興味のある仕事に関して知識を身に付ける必要があり、必要であれば資格も取りましょう。その分野の最低限の知識を身に付け、さらに経験を重ねながら深い知識を得ていきます。

◇職業訓練校
興味があった分野を基礎から学ぶには、職業訓練校はオススメです。職業訓練校で学ぶことで優秀な講師、勉強する時間の確保、同じ目標を持つ仲間との出会いにより、独学では得られない効果が期待できます。

◇経験値を挙げる
やはり「実績」がモノを言います。これまでどんな仕事をしてきたのか? そのクオリティやスピードなど、頼まれた仕事を丁寧に確実にこなし、相手に喜ばれたら次の仕事に繋がりますので、コツコツと経験を積み上げていくことがとても重要になります。

◇人脈を作る
仕事を持ってくるのは「人」です。その分野のキーパーソンとなるような人との出会いで仕事の幅が広がるので、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

◆「好き・得意・役に立つ」が長続きの秘訣
◇好きなこと
知識や経験を身に付け、さらに仕事にしていくには、やはり「好き」でないと続きません。時間を忘れるほど夢中になってやれることを仕事にしていきましょう。

◇得意なこと
大した努力はしていないのに簡単にできたり、人より上手にできることはありませんか? 自分では意外と気付いていなくても、他人から「上手だね!」と褒められるようなことがあれば、それが得意なことで、才能といえます。苦手なことより得意なことを磨いていきましょう。

◇人の役に立つ
人の役に立って初めてお金が手に入るものです。どんなに好きで得意でも、人の役に立つことでなければ仕事にはなりません。

例えば私の場合、金融の専門用語を並べて書いたとしても一般の人には伝わりません。できるだけ分かりやすい言葉を使って伝えることで、初めて人の役に立つコラムが完成します。自分の得た知識や経験を、どうしたら人の役に立つようにアレンジしていくかも重要なポイントです。

◆長続きできれば本業になる!
最初は家計の足しのつもりでも、長続きできれば本業になります。私が経験して感じたことは、在宅ワークやフリーランスで稼ぐには、子どもが学力をつけるようにコツコツと継続し、知識と経験を積み上げ、仕事をしていくことがとても重要です。

最初から大きく稼ぐのではなく、少しずつ積み上げ、続けていけば最初は月に1万円でも、10年後には月に10万円、さらにもっと稼げるようになるでしょう。フリーランスのよい所は、収入に上限がないことなので、長期目線で高い目標を掲げてください。

私が今の仕事を始めた時、「今は子どもが小さいから、少ししか稼げなくても大丈夫よ! 10年後、子どもにお金がかかりだした時に、しっかり稼げるようになればいいじゃない!」と言われ、10年あれば私にもできるかもしれない……と気持ちがラクになったのを覚えています。

仕事を始めて、社会と繋がりを持てるようになったこと、私でも世の中の役に立つと気付いたことは、なにより自分の人生に喜びを与えていました。好きなことを仕事にし、好きな時間に働く、自分にとっての最高の働き方改革をスタートさせましょう!

文=二宮 清子(マネーガイド)