使い過ぎてしまった家計の立て直しと、次から予算オーバーにならない貯金方法をご紹介します。

◆長いお休みで散財してしまい、家計がピンチ!?
年末年始には家族と帰省やショッピングに行ったり、友人と旅行や外食を楽しんだりと、お休みを満喫した人も多いのではないでしょうか。そして休みが終わったら思いのほかお金を使ってしまっていて、家計がピンチということになっていませんか?

普段からクレジットカード払いを利用している人は特に要注意です。クレジットカードは10日締めの翌月15日払いといったケースが多く、使い過ぎを実感するのは多くの場合、使った翌月になってから。

そのため今はお財布に現金が残っていても、クレジットカードの引き落とし後に銀行の残高が思いのほか減っていて、その後は少ない家計の中からやりくりしなければならない可能性が高くなるのです。

クレジットカードの利用金額を事前に確認しておき、次回の支払いが来るまでに、財布のヒモをギュッと引き締めて家計の見直しを行いましょう。

◆クレジットカード分を考慮して「いくら使えるか」算出する
今月の給料が入ったら、その次の給料日までにいくら使えるかを算出します。

まずは住居費や水道光熱費、保険料などの固定費、洗剤やトイレットペーパーなどの生活に必要な雑費分を差し引きます。この際にクレジットカードの支払額も考慮することが大切です。これらを引いた額が1カ月に使える生活費になります。
次回の手取り分から固定費+雑費分+クレジットカード引き落とし分を引いて生活費を算出(例:ゴールデンウィーク時期)

生活費は1週間ごとに予算を立てて、その金額内で収めるようにしましょう。この間クレジットカードやICカードで支払った分は、支払いを先送りにしているだけなので、この1カ月で家計を立て直すためにも、今月使った分にカウントして予算から差し引いておくことが肝心です。

直近での赤字家計立て直しに効き目があるのは、「食費」の節約です。継続的な家計見直しではムリがあっても、1カ月間の辛抱だと思えばそれほどのストレスは感じないはずです。この間は外食や飲み会はぐっと我慢して、自炊を心がけましょう。会社員で昼食時に外食することが多い人は、お弁当持参で出費を抑えましょう。

また、ペットボトルを買うときは、コンビニではなくスーパーやドラッグストアで買うことを習慣づければ、支出を抑えられます。自宅で作ったお茶を入れた水筒を持って行けば、さらに節約になります。

◆レジャーの前には必ず予算を決める
年末年始が終わっても、次はゴールデンウィークや夏休みなどのイベントが控えています。休みのたびに家計が苦しくならないように、レジャー費をあらかじめ「特別支出」として予算取りしておくことを習慣づけましょう。

実は休暇などで使い過ぎて、家計が苦しくなってしまう多くの原因は、レジャー費を生活費の中から支出しているからです。家族の旅行などレジャー費は、毎月の生活費とは別に事前に予算を決めておいて、その予算内で使うようにしましょう。

特別支出分は、予算を決めたら毎月コツコツ積み立てるか、ボーナスなどで貯めていきます。使ってしまわないように、生活費をプールしている銀行口座とは分けて管理しましょう。

◆お土産代や入園料なども忘れず予算取り
ただし、旅行などでかかる旅費やホテル代などは事前に計画しても、旅行先での飲食代やレジャー施設でかかる入園料などは、つい予算が甘くなりです。

また、お土産代などは会社の人に配る分は予算取りしていても、お世話になっているご近所などへの分を忘れがちです。そのほかにも、今回の休暇で思わぬ出費がかかったものはメモしておいて、次回からはきちんと予算取りするようにしましょう。

文=滝田 知歩(マネーガイド)