シトリックス・システムズ・ジャパン 代表取締役社長 尾羽沢功氏は、2020年の年頭所感を発表した。

2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


2019年はテクノロジーにとって驚くべき年でした。ソフトウェアアズサービス(SaaS)、人工知能、拡張現実、新たなソーシャルプラットフォームだけでなく、全く新しいビジネスモデルの爆発的普及を通じて、世界中の経済に変化が起こりました。


シトリックスも、Citrix Workplaceに業務におけるノイズを排除し本来の業務に集中できる新機能を追加しました。働き方の柔軟性に加え従業員の生産性とエンゲージメントを高めるWorkspaceを提供することで、生産性の向上を支援するツールとして大きく進化を遂げました。


今後は、テクノロジー中心となるのではなく、個人がどのように働きたいかに焦点を合わせ、雇用ライフサイクルを通じてその人に合わせた環境が提供される「人々中心のコンピューティング」に移行していきます。


これまで焦点になっていたカスタマーエクスペリエンスから、従業員エクスペリエンスに焦点が変わることが予想されています。シトリックスの調査によれば、従業員エクスペリエンスを改善することでカスタマーエクスペリエンスが改善するだけでなく、人材獲得において極めて重要な要素だということが判明しています。


2020年は夏に予想される東京都内の交通混雑への対策として、働き方をより一層変えるチャンスです。推奨されているテレワークをきっかけに、多くの方がそのメリットに気づく年になると思います。シトリックスは、その変化を一時的なものでなく、長期的に経営に貢献できるソリューションを提供いたします。


新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。