2020年の年頭にあたり、日本IBMの代表取締役社長を務める山口明夫氏は、以下の年頭所感(抜粋)を発表した。

信頼にもとづくさらなる挑戦の年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。

2019年は、多くの企業が基幹システムも含めた本格的なデジタル変革へと拡大する「第二章」に移行し着実に進展した年となりました。日本IBMグループでは、5月に「あらゆる枠を超え、より良い未来づくりに取り組む」ことを目指す新たなグループ・ビジョン*を掲げ、お客様とともに変革を推進してきました。

2020年は、さらに多くの企業がデジタル変革を推進し、そのスピードも加速すると見込まれます。加えて、深刻化する社会課題、目まぐるしく変わる世界情勢、新たな規制などの経営環境の変化に柔軟に対応していくことも重要です。当社は、お客様を取り巻く環境と課題を深く理解し、真摯に向き合い、解決策や新たな技術の活用を共創してまいります。

当社では、お客様の最も信頼されるパートナーとなることを目指し、デジタル変革の第二章とその先を見据えたより良い未来の実現に挑戦してまいります。

本年も引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。

日本IBM グループビジョン

最先端のテクノロジーと創造性をもって、お客様とともに、仲間とともに、社会とともに、あらゆる枠を超えて、より良い未来づくりに取り組む企業グループ

重点施策

- デジタル変革の推進 - 先進テクノロジーによる新規ビジネスの共創 - AI・IT人財の育成 - 信頼性と透明性の確保