2019年の暮らしのキーワードを発表! 気になる「小掃除」とは?

国土交通省が交通実態の変化を把握することを目的に実施した「全国都市交通特性調査」によると、休日に外出した人の割合は1987年の調査では69.5%だったのに対し、2015年の調査では59.9%まで減少していることが分かっています。背景には、インターネットの普及や若者の免許保有者の減少があると見られており、自宅で過ごす時間が増えた分、暮らし方への注目度が高まっていると考えられています。

日本最大級の住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するルームクリップ株式会社が、RoomClip内に投稿されている約400万枚の住まいと暮らしの実例写真やそこに寄せられたコメントといったデータを分析し、2019年の「住まいとインテリア」の注目ワードのベスト10を発表。その結果をもとに、どのような暮らし方に関心が集まっているのか考えました。

2019年に最も注目されたキーワードは?

RoomClipとは、住まいと暮らしの実例写真を共有できるサイトとして注目を集めているSNSメディア。2015年から毎年、同サイト上でその年に注目を集めたキーワードを紹介する「RoomClip Award」を発表しています。2019年のランキングは以下のような結果になりました。

1位:自分スタイル
2位:小掃除(こそうじ)
3位:映え100均
4位:日本の古い道具
5位:浮かせる収納
6位:備えの災害対策
7位:ライフハックDIY
8位:ワントーンインテリア
9位:ランドリールーム
10位:チルアウトな一人暮らし

1位「自分スタイル」がランクインしたことから、2019年は自分らしい暮らしぶりを追求する「自分スタイル」を確立したユーザーが多くみられたようです。また8位には「ワントーンインテリア」、10位には「チルアウトな一人暮らし」がランクイン。インテリアだけでなく、快適で一貫性のあるライフスタイルを表現する人が増えています。

次に2位「小掃除(こそうじ)」、5位「浮かせる収納」、9位「ランドリールーム」など、家事関連のキーワードが多く登場したのも特徴です。特に天気や時間に左右されずに洗濯を行える「ランドリールーム」や、大掃除を小分けにして年末の負担を減らす「小掃除」のランクインは、忙しい現代人の毎日を反映した結果といえそうです。また、水回りを中心とした「浮かせる収納」は、収納方法を工夫して汚れを最小限にするもので、掃除の効率化と負担軽減に一役買っています。こうした家事のあり方の見直しが活発化しているのは、忙しいなかでも住まいを心地よいものにしていきたいという思いが込められていると考えられます。

2019年の注目ワードは「小掃除(こそうじ)」! 実践したい具体例を紹介

年末の恒例行事といわれてきた大掃除ですが、近年は実施する人が減少しているようです。花王株式会社が実施した「2018年の年末大掃除」の調査では、2018年の大掃除実施率は58%。2011年の66%から8ポイント減少しています。年末の大掃除をしなかった理由として、「年末は忙しくて大掃除の時間がとれないから」が32%でトップとなっています。一方で「普段からこまめに掃除をしているから」が31.7%と、日常的に小掃除を実施しているという声もみられます。

大掃除のための時間をとることができないという悩みを解決してくれる小掃除。以下に具体例を投稿されたものの中から紹介します。

・ついで掃除 
食器洗いの際、シンク掃除も同時に行う、入浴後に風呂掃除を行うなど、使用後に少しの時間で行う掃除。特にウタマロは、油汚れだけでなく水垢や泥汚れにも対応しており、使い勝手のよいアイテム。

・予防掃除 
一度ついてしまうと取れにくいカビやほこり防止のために、窓サッシや水回りのコーキングにマスキングテープやラップなどを貼る方法。

・放置掃除 
洗面所やトイレ、風呂などに重曹やクエン酸、オキシクリーンなどを使ってパックをし、時間を置いて洗い流す方法。

・ながら掃除 
リビングの床など、ホコリが目立つ場所をテレビなど、なにか別のことをしながらクイックルワイパーで掃除する方法。最近はお掃除ロボットなども人気。また、小さな子どものいる家庭で注目されているのが除菌。アルコール除菌スプレーをリビングに常備しておいて、よく触る場所を除菌する方法。

これまでは「掃除は汚れてからするもの」という考え方が一般的でしたが、「汚れがたまらないようにするもの」という方向へ変化しているといえそうです。

まとめ

全体的に、生活を自分らしく整え、快適に暮らしたいという思いの高まりが見られた「RoomClip Award2019」。特に掃除をこまめにする小掃除は、なにかと忙しい現代社会を反映したキーワードだと考えられます。小掃除に付随して、掃除しやすい部屋づくりをする工夫がみられたのも特徴です。汚れがたまってからだと掃除は時間も労力もかかりがちです。汚れをためないようこまめに掃除をして、2020年は快適な暮らしを手に入れてみてはいかがでしょう。

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:ルームクリップ株式会社

執筆者:ARUHIマガジン編集部