EXILE(写真提供:LDH JAPAN)

12月31日から1月1日にかけて福岡・福岡 ヤフオク!ドームにて、LDH所属アーティストによるライブイベント「LDH PERFECT YEAR 2020 COUNTDOWN LIVE 2019→2020 "RISING"」が開催された。

LDH初となるこのカウントダウンライブにはEXILE、EXILE THE SECOND、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEといったグループや所属アーティストが出演。会場に集まった3万5000人、さらに全国104カ所で行われたライブビューイングの観客を合わせた計8万人の観客と共に2020年の幕開けを祝った。

総合司会を務めた松本利夫、EXILE USA、EXILE MAKIDAIの3人がイベントの開幕宣言をすると、まずは“Jr.EXILE世代”のグループとしてTHE RAMPAGEが登場。16人の大所帯を生かしたパフォーマンスで会場内のテンションを引き上げていく。メンバー7人全員がマイクを持つ7人組グループ・BALLISTIK BOYZは「PASION」などの楽曲で華麗なマイクリレーを披露した。移動式のステージに登場したFANTASTICSは流麗なダンスパフォーマンスと共に「Time Camera」など4曲を歌い、ライブ序盤を大いに盛り上げた。

イベント内ではLDHグループの新オーディション「LDH PERFECT AUDITION」の開催が発表され、ボーカリストやパフォーマンスのみならず俳優や格闘家の募集も行われることがアナウンスされた。この発表のあとには2019年のオーディションで選出された若手メンバーが所属するDEEP SQUADがステージに現れ、「GET WITH YOU」を歌い上げた。DOBERMAN INFINITYは「We are the one」でオーディエンスを巻き込んだ大合唱を響かせてライブを大いに盛り上げる。今年全米デビューを果たすLDH USA所属のシンガーソングライター・FAISは、デビュー曲「Break into the Dark」を日本初披露し、世界レベルの実力をオーディエンスに見せつけた。さらにLDH JAPANへの移籍が発表されたばかりのMIYAVIはEXILE SHOKICHIとコラボ曲「Fight Club」を演奏し、観客を熱狂させた。

2020年に結成10周年を迎える三代目 J SOUL BROTHERSは「J.S.B. DREAM」「Yes we are」「Summer Madness」などのアッパーチューンから「冬空」といったバラードナンバーまで、振り幅の広いパフォーマンスを繰り広げていく。今市隆二は「ファンの方と近い距離で、素敵な1年にしたい」と新年の抱負を語った。

EXILEが登場すると会場内は割れんばかりの大歓声に包まれる。彼らはその声援に応えるように「VICTORY」「I WISH FOR YOU」などの代表曲を次々に披露した。パーティーチューン「HERE WE GO」や、元日リリースの新曲「瞬間エターナル」などが歌われたEXILE THE SECONDのパートを経て、ライブは年越しに向けてボルテージを上げていく。再びEXILEメンバーが合流し「Rising Sun」でさらに高揚感を高めたところで、EXILE TRIBEのメンバー全員がステージに集結。オーディエンスと共に新年へのカウントダウンを読み上げ、新年の幕開けを全員で祝福した。

新年1発目の楽曲となった「Choo Choo TRAIN」では、総合司会を務めた松本、EXILE USA、EXILE MAKIDAIもパフォーマンスに加わり、観客は大盛り上がり。その後は三代目 J SOUL BROTHERSが「R.Y.U.S.E.I.」を、EXILEが元日リリースの新曲「愛のために ~for love, for a child~」を歌い上げた。アンコールではEXILE監修の公式レモンサワー「LEMON SOUR SQUAD」の発売が発表され、会場内はお祭りムードに。最後にEXILE TRIBE全員で「Ki・mi・ni・mu・chu」が歌われ、約4時間にわたる「LDH PERFECT YEAR 2020 COUNTDOWN LIVE 2019→2020 "RISING"」は大団円を迎えた。