映画『パラサイト 半地下の家族』のエンディング曲に込められた想いとは?

今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。そのエンディング曲「Soju One Glass(焼酎一杯)」が、アカデミー歌曲賞®のショートリストに選出されたことでさらに話題を呼んでいる。

全員失業中の貧しい一家と、IT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いを描く本作。しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家は、窓を開ければ目の前に地面、日の光もほとんど入らない”半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、果たしてどのように変化していくのか――。今回は、キム一家の長男を演じるチェ・ウシクが、演技だけではなく歌唱も担当しているエンディング曲「Soju One Glass(焼酎一杯)」を紹介する。

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映画『パラサイト 半地下の家族』より(©2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED)

ポン・ジュノ監督とチェ・ウシクのタッグは2017年の『オクジャ/okja』に続き2度目。監督自ら作詞し、鬼才チョン・ジェイルが作曲を手がけた「Soju One Glass(焼酎一杯)」は、キム一家の長男ギウの目線で書かれた、映画の後日談を思わせる内容だ。このコラボレーションについて、チェは「ポン監督に映画のために歌わないか?と聞かれ、冗談だと思って、『いいですよ』と答えたんです。そしたら、監督が歌詞を書いた曲を渡されました。僕は歌がうまいわけじゃないし、傑作を台無しにしてしまったらどうしよう……と心配になりましたが、この歌は僕が演じるギウの語りのような内容だったので、『よし、これならやってみよう!』と挑戦しました」とコメント。この曲を歌うために、2週間のヴォーカルトレーニングにも通ったという。

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映画『パラサイト 半地下の家族』より(©2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED)

すでに本作を鑑賞したファンの間で話題を呼んでいた同楽曲だが、このたびアカデミー賞®歌曲賞のノミネーション最終候補となるショートリストに、『アナと雪の女王2』、『トイ・ストーリー4』、『ライオン・キング』などの錚々たる主題歌と共に選出。チェ本人もInstagramで、「みんな…僕らの『パラサイト』の歌がショートリストに選ばれた……乾杯!」と喜びの言葉を投稿している。ぜひエンドロールが終わるまで席を立たずに楽曲を堪能してほしい。



『パラサイト 半地下の家族』は、1月10日(金)より全国ロードショー。


<映画情報>



『パラサイト 半地下の家族』
2020年1月10日(金)より全国ロードショー
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
監督:ポン・ジュノ(『殺人の追憶』『グエムル -漢江の怪物-』) 撮影:ホン・ギョンピョ 音楽:チョン・ジェイル 
提供:バップ、ビターズ・エンド、テレビ東京、巖本金属、クオラス、朝日新聞社、Filmarks
配給:ビターズ・エンド 
©2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2019年/韓国/132 分/PG-12/2.35:1/
http://www.parasite-mv.jp/