空冷フォルクスワーゲンと日本旧車に共通するテイストとは?  カスタム 日産 510 ブルバードの世界 1

福岡の旧車ショップ「ハーフィーズ」は、空冷ワーゲンと日本旧車を同時に扱う珍しいショップだ。しかし「ハーフィーズ」が手掛けたクルマを見ると、ワーゲンにも日本車にも共通したテイストを感じることができる。それはアメリカっぽさだ。
 タイプ1に代表される空冷ワーゲンは、「ドイツ生まれのアメリカ育ち」と言われるように、北米市場で広く受け入れられ、「キャル・ルック」と呼ばれる独自のカスタム文化を築いたほど。


実はそれと同じことが510にも言え、240Zの影に隠れがちだが、大衆車として北米市場に浸透した510は、日本以上にアメリカでファンが多いクルマなのだ。シンプルでタフなメカニズムを持ち、チューニング&カスタムパーツが豊富というのも空冷ワーゲンと共通しており、「ハーフィーズ」は空冷ワーゲンと同じように、アメリカというフィルターを通して510カスタムをメイクすることを得意としているのだ。

 ここで紹介する2台の510は、そんな「ハーフィーズ」がサポートするカークラブ、「スクエアーズ」所属のクルマだ。「スクエアーズ」はその名の通り「角張った」60〜70年代車で構成されたクラブで、510はその中心的存在。



空冷ワーゲンでドラッグレースにも参戦している「ハーフィーズ」のお客さんが中心なだけに、意外とメンバーのチューニング志向は高く、ツーリングはかなりのハイペースでクルーズするという。




掲載:ノスタルジックスピード 2013年7月 Vol.001 (記事中の内容はすべて掲載当時のものです)