【フラットベッドスキャナ】のおすすめ5選|資料をデータ保存! 機能を徹底解説

【この記事のエキスパート】

IT・テックライター:石井 英男

IT・テックライター:石井 英男

東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。

ライター歴25年。PC/ITに関するテクノロジーの解説や製品レビューを得意とする。

最近は、STEM教育や3DプリンターやCNCを初めとするデジタルファブリケーションに興味を持ち、積極的に取材や記事執筆を行っている。

また、子どもへのプログラミング教育にも関心があり、CoderDojo守谷のメンターを務めている。


IT・テックライターが選ぶフラットベッドスキャナのおすすめ5選をご紹介します。フラットベッドスキャナとは、コピー機と同じような感覚で使える、据え置きタイプのスキャナです。透明な原稿台の上にチラシや雑誌をのせて読み取ったのち、パソコン上で確認したり、メールに添付して送信したりできます。この記事では、IT・テックライターの石井英男さんにお話をうかがい、「キヤノン」や「エプソン」などから発売されているフラットベッドスキャナについて教えてもらいます。最後に通販サイトの売れ筋ランキングも掲載していますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

IT・テックライターに聞く
フラットベッドスキャナの選び方

IT・テックライターの石井英男さんに、フラットベッドスキャナを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

用途に応じて解像度を選ぶ

【エキスパートのコメント】

予算に余裕があるなら解像度の高い製品を

フラットベッドスキャナは、コピー機と同じような感覚で使える据え置き型スキャナで、安定したスキャンができることが利点。フラットベッドスキャナは、なにをスキャンしたいかによって、必要な解像度が変わります。もちろん解像度の高い製品でも、スキャン時に解像度を下げることができます。予算に余裕があるなら、解像度の高い製品を選ぶのもひとつの手。

写真や雑誌、印刷されたチラシをスキャンして、パソコンで見たりメールで送るといった用途なら、600dpiあればじゅうぶんでしょう。また、フィルムをスキャンしたい場合は、4800dpi以上が必要です。もちろんその場合はフィルムスキャンに対応した製品を選んでください。

読み取り原稿に応じて読み取りセンサーを選ぶ

【エキスパートのコメント】

フラットベッドスキャナには、原稿を読み取るためのセンサーとして、CCDまたはCISと呼ばれるセンサーが使われています。CCDはデジタルカメラなどにも使われているセンサーで、レンズを使って原稿をセンサーに結像させます。解像度が高く、ピントの合う範囲が広い(被写界深度が深い)ことがCCDの利点ですが、本体が分厚くなりやすく、コストもかかります。

CISは、棒状のセンサーを動かして読み取る方式。構造がシンプルなので薄型化が容易で、コスト的にも有利です。ただしCISはピントの合う範囲が狭いので、裁断していない本や厚みのあるもののスキャンには向いていません。

キヤノン『CanoScan 9000F Mark II』:

出典:Amazon

CCD方式を採用し、解像度は9600dpiと非常に高いフラットベッドスキャナ。書籍やプリント写真、印刷物だけでなく、フィルムも高解像度でスキャンしてデジタルデータ化したい方にぴったり。

連続で読み取りたいならADF搭載機がおすすめ

【エキスパートのコメント】

フラットベッドスキャナは通常、1枚スキャンするごとに原稿を手で交換する必要がありますが、ADF(Auto Document Feeder)を搭載した製品なら、数十枚の原稿を自動的に連続スキャンすることができます。

ただし、数百枚以上の書類をスキャンしたいのなら、ドキュメントスキャナと呼ばれる専用製品を使ったほうが便利です。

フィルム対応やUSBバスパワー動作などの付加価値も

【エキスパートのコメント】

持ち運びたいならバスパワー対応製品を

その他、付加機能もチェックしておきましょう。写真のフィルムをスキャンしたいのなら、フィルムスキャン対応製品を選ぶことになります。また、ノートパソコンと一緒に持ち運んで使うことが多いのなら、USBからの給電で動作するUSBバスパワー動作対応製品がおすすめです。

また、厚みがある書籍などをスキャンする場合は、上のフタが取り外せるタイプの製品が便利です。

セイコーエプソン『A4フラットベッド GT-S650』:

出典:Amazon

上のフタを外して、A4より大きな原稿や厚みのある本もらくにスキャンできる。スタンドを内蔵しており、縦置きで使うことも可能。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)