サンタクロースは今どこに?北米航空宇宙防衛司令部が本気で追跡!

すでにご存じの方も多いかもしれないが、年に一度のクリスマス・イブにあらためて「NORAD Tracks Santa」のおさらいを。北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)は毎年12月24日にサンタクロースの世界中の旅を追跡しており、この任務は今年で64回目を迎えた。レーダー、人工衛星、ジェット戦闘機などを駆使して航空宇宙の監視を行い、祖国を防衛するというNORADの主要な任務の一環、休暇中の業務として実施されているものだ。

Photo: Tech. Sgt. Thomas J. Doscher

きっかけは1955年のこと。子供たちがサンタクロースに直接電話できるという地元の新聞広告の電話番号が間違っていたことに始まる。広告に誤って書かれていた電話番号はNORADの前身であるCONADの司令官、ハリー・シャウプ大佐に繋がるものだった。 大佐はすぐに状況を理解し、自分がサンタだと子供たちに請け合ったという。大佐はその後も子供たちからサンタクロースへの電話を受ける応対要員を用意し、この伝統は1958年にNORADが設立されて以降も継続することになった。以来、毎年、NORADは12月24日にサンタクロースの居場所を数百万人の子供と家族に報告している。

Photo: Tech. Sgt. Thomas J. Doscher

今年も12月1日にNORAD Tracks SantaのWebサイトが立ち上がり、クリスマス・イブに向けてのカウントダウンが始まっている。12月24日、空軍基地では数多くのボランティアに支えられ、1-877-HiNORADでサンタクロースの居場所についての電話を受けるほか、SNSやアプリでもサンタクロースを追跡することができる。時差の関係もあり、サンタクロースが日本にやってくるのは全世界の中でも早めのタイミングだ。その接近と通過をうっかり見逃さないように随時チェックしておこう。

ルートを自ら確認するサンタクロース。Photo: Michael Kucharek