インターステラテクノロジズ(IST)は12月23日、観測ロケット「MOMO5号機」の打ち上げ概要を発表した。それによると、もっとも早い打ち上げ日時は2019年12月29にの午前6時45分を予定しているという。

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    MOMO5号機の打ち上げイメージ (C)IST

打ち上げ予定の時間帯は5:15~7:40、11:10~12:20、16:10~17:10で、29日に打ち上げらかなった場合は、12月30日、31日ならびに2020年1月1日、2日、3日が予定日として設定されている(いずれも打ち上げ予定時間帯は同じ)。

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    MOMO5号機の打ち上げウィンドウ (C)IST

また、今回は冬季の打ち上げとなるため、もろもろの事情により、無料会場の大樹町多目的航空公園は閉鎖されるが、これまでも公式見学場として用いられてきた「SKY-HILLS」は開放される。ただし、運営体制の都合などから、会場へのアクセスは日本旅行が主催するアクセスバス、もしくはオフィシャルツアーのみとなり、自家用車での入場はできないことに注意が必要である。

いずれも、打ち上げ協力金などのほか、帯広駅もしくは大樹町生涯学習センターを発着地とする日本旅行のアクセスバスの場合、帯広駅発が6000円/人(大人・小人同様)、大樹町発が5000円/人(同)、札幌駅を発着地とするオフィシャルツアーが2万5000円/人(大人。3~12歳の子供の場合、座席・食事ありで2万1500円)という金額設定となっている。

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    MOMO5号機の打ち上げ見学会場へのアクセスに関する情報 (C)IST

このほか、SKY-HILLS以外として、大樹町生涯学習センターコスモスホールを会場に無料のパブリックビューイングが実施される予定。会場では、十勝毎日新聞社の協力のもと、射場の映像がリアルタイムで上映されるという。こちらの開場時間などについては、大樹町のWebサイトに掲載される予定だという。