JapanTaxiは20日、タクシーの後部座席に設置するセルフレジ型マルチ端末「決済機付きタブレット」が、全国で2万台の稼働を突破したことを発表した。

  • セルフレジ型マルチ端末「決済機付きタブレット」

    セルフレジ型マルチ端末「決済機付きタブレット」

「決済機付きタブレット」がタクシーに車載されることで、乗客は決済方法に縛られることなく乗車できるのに加え、セルフレジ型により乗務員を介さずに決済できる。

また、タクシー事業者は現金以外の決済手段として1つタブレットで対応できるほか、すべての決済がメーターと連動するため乗務員は安全な運行に注力できるという。

  • セルフレジ型により、乗務員を介さずに決済できる

    セルフレジ型により、乗務員を介さずに決済できる

同端末は、2019年9月に全国1万台の稼働を突破し、2019年12月には全国13都市で2万台の稼働を突破したということだ。

さらに2020年2月には、年内より設置が進んでいる千葉県の京成タクシーグループのほか、京都府のヤサカタクシーグループ、東北エリア初となる仙台でスタートが予定され、さらに来春には東京都の帝都自動車交通グループ、日本交通グループの全台に搭載が予定されている。