俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心』最終章のタイトルが『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』に決定し、それぞれ7月3日、8月7日に公開されることが明らかになった。

  • 佐藤健

和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。

『るろうに剣心 最終章 The Final』(7月3日公開)では、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた「シリーズ最恐の敵・縁(えにし)」の戦いを壮絶なアクションとドラマで描く。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀(さかばとう)を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、神谷道場で平和に暮らしていた。しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ。そして、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(8月7日公開)では、これまで語られることのなかった剣心の十字傷の謎に迫る。

今回明らかになったティザービジュアルに写されたのは、目を閉じ逆刃刀を手にする剣心の姿。頬には十字傷があり、剣心カラーの赤い着物をまとっている。撮影は、2019年5月まで約7カ月以上に渡り、完成は2020年を予定。京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡など全国43カ所で大規模なロケ撮影が敢行された。