新型Core Xに中間の12コア製品が追加

Intelの新型Core X(Cascade Lake-X)に、12コア/24スレッドの「Core i9-10920X」が追加された。すでに、18コアのi9-10980XEと10コアのi9-10900Xが登場しており、新モデルはその中間に位置する。TDPは同じく165W。X299チップセットを搭載するLGA2066マザーボーで利用できる。価格は99,000円前後だ。

  • Intelの「Core i9-10920X」。他モデルと同様、CPUクーラーは付属しない

  • 現在は3モデル。製品としては、このほか14コアのi9-10940Xも存在する

クリエイター向けのX299マザーボード

ASRockの「X299 Creator」は、クリエイター向けを謳う新型Core X対応マザーボード。Thunderbolt 3、Aquantia 10GbE、Wi-Fi 6など高速なインタフェースを搭載、基板はATXフォームファクタなので使いやすいだろう。3つのM.2スロットには、全てアルミ製ヒートシンクを搭載する。価格は61,500円前後。

  • ASRockの「X299 Creator」。「Creator X299」はMSIの製品なのでややこしい

  • 13フェーズ電源を採用。ニチコン製12Kブラックコンデンサなども搭載した

2,000円で買える高コスパCPUクーラー

サイズの「Type 920S」は、9cmファンを搭載する小型サイドフローCPUクーラー。ヒートパイプは2本ながら、直付けタイプでTDPは95Wまで対応する。ファンの回転数は、500~2,200rpmのワイドレンジ仕様。高さは127mm、厚さは62mmとコンパクトなので、物理干渉は極めて起きにくい。価格は2,000円前後と安い。

  • サイズの「Type 920S」。スプリングスクリューでしっかり固定できる

  • 直付けタイプのヒートパイプを採用。CPUはIntel/AMDに両対応する