タレントの長嶋一茂がMCを務めるカンテレ・フジテレビ系バラエティ特番『訳あり人の駆け込み寺 ~明日は我が身~』が、きょう17日(21:30~23:18)に放送される。

  • 西尾由佳理(左)と長嶋一茂=カンテレ提供

現代社会に存在するさまざまな“駆け込み寺”に救いを求めて駆け込んでくる“訳あり人”に密着取材する同番組。今回は、記憶に新しい、赤の他人がごく一般の家庭に入り込み、暴力の恐怖で屈服させ洗脳支配する事件をほうふつさせるとも言えるケースにカメラが密着する。

乗っ取られた家族を助け出したいという20代の息子が駆け込んだのは「夜逃げ屋」。強迫観念に押し潰されているという大家族の一世一代の夜逃げにカメラが完全密着する。年老いた祖母、脳梗塞で体が思うように動かない母、監視され続ける父、家族を救いたいという思いを持つ息子…。下見を重ねて敢行する「夜逃げ」は、追われる恐怖と一般的には想像もつかない「動けない」状況だ。果たして結末は…。

また、口元がブスすぎるとののしられ幼いころからいじめられてきた“訳あり人”の女性が、人生を変えるために美容整形手術を決意。しかし、総額600万円以上、施術に3日間をかけての大手術となった。訳あり人を劇的に美しくさせた驚きの美容整形テクニックとは。

MCの一茂は、同じ2世タレントの悩める訳あり人のもとを訪れ、解決へ導く企画を実施。 初めての番組内ロケに挑むべく、兵庫県・西宮市へ行くと、そこで待っていたのは長身でスレンダーな美女の訳あり人だった。彼女の父親である大物有名人とは…。

収録を終えた一茂は「“訳あり人”のVTRを見ていて思うのは、問題を解決するのは、そこに向かう人の“勇気”。VTRの中で、その“勇気”が出せず深刻な問題を抱えている方が出てきますが、自分がそこにどう立ち向かっていくかっていうのは本人が“勇気”を持たないと無理。でも、人それぞれの性質があって、ネガティブな人もたくさんいるし、勇気が湧かない人もたくさんいる。そこをどうやってポジティブな気持ちになってもらえるかなっていうことを、VTRを見ながら考えていました。この番組では、問題解決の方法をなるべく詳細に紹介して、ひとつのきっかけになればいいなと思います」とコメント。

進行役の西尾由佳理は「一茂さんだからこそ相談者の方に響いたところがあると思います。でも一茂さんが真摯(しんし)にお話しされていることを聞いて、私もそういう考え方っていいなと思う部分が多々ありました。毎回この番組に参加すると一茂さんいいこと言うなぁと思いますし、一茂さんの言葉に気付かされることがあります。 もう1回OAを見て勉強します(笑)」と語っている。