継続的にやり取りする友人・知人は、「連絡先」に登録しておくと便利です。そこに電話番号をくわえておけば着信時に名前が表示されるので、誰からの電話かすぐにわかりますし、メールアドレスをくわえておけば新規メッセージ作成画面で「+」ボタンをタップすると送信先に追加できます。

しかし、登録人数が増えてくると、登録者間の"つながり"が気になることも。義理の兄弟姉妹がいるのだけれど名前が似ていて区別しにくいとか、同じ会社に勤務しているけれど管理職は区別したいとか、思い当たる節はあるはず。それを「連絡先」で確認できれば便利ですよね。

iOS 13の「連絡先」には、人物の分類に関して機能向上が図られました。編集画面で「関係と名前を追加」を開くと、「父」や「母」といった情報(ラベル)を登録できる機能は以前から存在しましたが、候補として表示されるラベルの数が大幅に増加したのです。

使いかたはかんたん。「連絡先」の編集画面で「関係と名前を追加」をタップし、現れたラベル画面で「すべてのラベル」をタップすれば、膨大な数のラベルが表示されます。「義理の父」や「義理の兄(姉の夫)」、「マネージャー」や「アシスタント」といった使いみちがありそうな候補がたくさん見つかるはず。選んだあとは、そのラベルに該当する登録済の人物を選択します。

それにしても、追加されたラベルはかなりの情報量です。おじが「父の兄」と「父の弟」で区別されていても驚きませんが、「従姉(母の兄弟姉妹の息子)」と「従姉(父の姉妹の娘)」と区別されていたり、「義理の兄弟姉妹(義理の兄弟姉妹の兄弟姉妹または配偶者)」と関係性を理解するのに時間を要するものがあったり、読み応えすら覚えるほど。登録しないまでも、一度チェックしてみては?

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 「連絡先」で編集画面を開き、「関係と名前を追加」をタップします

  • iPad iPhone Hacks

    2 ラベル部分をタップします