キャリア55年の宝くじ研究家に聞く「マークすべき売場」はココだ!
さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。12月7日(土)放送のテーマは「宝くじ」。宝くじ研究家の山口旦訓さんに「宝くじ」について伺いました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年12月7日(土)放送より)

※写真はイメージです



── 「宝くじの当て方」ってありますか?

よく「どこで買ったらいいか」「何番が当たるか」と聞かれますが、そんなものがあったら宝くじがインチキということです。ですから、宝くじに当て方はありません。それでもそういう記事の需要はあるので、統計を調べたり、売り場の実績をまとめたりする仕事を、気がつけば55年も続けています。

やっぱりせっかく宝くじを買うなら、皆さんいろいろこだわりたいからでしょう。例えば今、一番燃えているのは山形県。年間5回のジャンボ宝くじのうち、今年は3回も1等が出ています。もし年末ジャンボで4回目が出たら、おそらく山形県始まって以来の快挙でしょう。

過去に年間5回の1等を出したことがあるのは東京都だけ。4回のところは1つもなくて、3回が山形、神奈川、愛知、大阪、福岡。基本的に大都市のあるところばかりなんですが、そこに山形が入ったのはすごいことです。

── 売場に関してはどうでしょう?

過去5年間で一番1等を多く出しているのは、東京の「西銀座チャンスセンター」で、その数は18本。次は「大阪駅前第四ビル特設売場」で12本。以下名古屋の「名駅前チャンスセンター」の9本、東京の「有楽町大黒天宝くじ売場」の5本、「南海なんば駅構内1階宝くじ売場」の4本と続きます。

そしてその次が、東京都江戸川区の「京葉交差点宝くじセンター」で3本。たばこ屋さんなんですが、ここが全国6位というのは驚きです。他にも名古屋の「名鉄観光名駅地下支店宝くじセンター」と、大阪・岸和田市の「磯上チャンスセンター」も3本ずつ。この3ヵ所はマークしたいところです。

もっとも、こういう場所まで買いに行く前に、まずはいつも買っているおなじみの場所で買いましょう。その後で、こういう場所を巡って楽しみを増やすのが良いと思います。買ってないときにいつもの売場で1等が出たら、悔しさが倍増しますから。

── おもしろい売場もありますか?

浅草橋駅東口の売場には「秀じい」という名物のお爺さんがいます。88歳ながら暑さ寒さに耐えて路上で売っている方で、今の時期だとサンタクロースの格好で宝くじを売っているはず。購入したくじで鈴を鳴らしながら「当たりますように」と祈ってくれます。

池袋の「東武ホープセンター」には大きなフクロウの置物があります。池袋だけに「福が来るフクロウ」ということで、皆さん“すりすり”していきますね。先ほどの「京葉交差点宝くじセンター」には「マコちゃん」という猫がいて、曲がりしっぽが「福を引っかける」と言われて人気です。

東京都立川市の「立川チャンスセンター」には「福居さん」「富居さん」、東大阪市の「布施ポッポアベニューチャンスセンター」には「恵美須屋さん」「大黒さん」など、縁起の良い名前の方が売場にいます。そういうところで買って当たりそうな良い気分になることが宝くじは重要です。

TOKYO FMの「ピートのふしぎなガレージ」は、《サーフィン》《俳句》《ラジコン》《釣り》《バーベキュー》などなど、さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介している番組。案内役は、街のはずれの洋館に住む宇宙人(!)の博士。彼のガレージをたまたま訪れた今どきの若者・シンイチと、その飼い猫のピートを時空を超える「便利カー」に乗せて、専門家による最新情報や、歴史に残るシーンを紹介します。

あなたの知的好奇心をくすぐる「ピートのふしぎなガレージ」。次回12月14日(土)放送のテーマは「羽毛」。お聴き逃しなく!

<番組概要>
番組名:ピートのふしぎなガレージ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週土曜17:00~17:50(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/garage