徹底分析中古車相場[2019.12.13 UP]


【トヨタ C-HR】グーネットの在庫は2500台以上! 登場から3年の現在、中古車は買いか待ちか


 トヨタ C-HRの発売から丸3年が経過した。SUVブームの追い風もあり、出だしから販売は好調。2017年の乗用車登録台数は4位を記録し、街で見かける頻度は多い。そのおかげでグーネットに掲載される中古車登録台数は、2500台を超えている。これだけボリュームがあると予算に応じて好みの仕様が選べるから、中古車として買うメリットはある。何より、人気モデルが即納車というのも、すぐに乗りたいというユーザーには重要なポイントだろう。以前まで高値安定のモデルとして知られていたC-HRだが、現在の相場動向が気になるところだ。今回、C-HRの年式別、グレード別中古車平均価格を調査し、買いのモデルを探ってみたい。


トヨタ C-HRってどんなクルマ?


 2016年12月に発売されたコンパクトSUVがトヨタ C-HR。全長4360mm、全幅1795mm、全高1550mmとワイド&ローなプロポーションが特徴で、SUVでありながら立体駐車場に収まるサイズ。プリウスに続き、TNGAを導入したモデルで、内外装や走りの質感が従来のトヨタと比べて大きく進化したのも見どころだ。発売前にはGAZOO Racingとしてニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、完走を果たしたのもTNGAの思想でつくられたが故と言ってもいい。

 エンジンは、1.2Lターボ+4WDと、1.8Lハイブリッド+2WDという2モデル構成。とくに後者はJC08モード燃費30.2km/Lを実現し、安全装備は、「トヨタセーフティセンスP」が全車標準装備となるなど、安全面もデビュー時から盤石である。個性的なデザインゆえ実用性よりも趣味性の強いクルマだが、老若男女に幅広く愛される1台となっている。


トヨタ C-HRの年式別中古車価格相場は?


 まずは、C-HRの改良遍歴を見ていこう。トヨタ C-HRがワールドプレミアされたのは、2016年3月のジュネーブショー。11月よりWEBで先行商談受付が始まり、12月に国内販売がスタートした。ラインアップは1.2Lターボを搭載した「S-T」と「G-T」、ハイブリッドの「S」と「G」という4グレードで構成。価格帯は251万6400円~290万5200円であった。2017年8月には、ルーフ、ピラー、ドアミラー、リヤスポイラーがブラックまたはホワイトにペイントされたツートーンカラーが選択可能となった。2018年5月の一部改良では、当初4WDのみだった1.2Lターボモデルに2WD(FF)も選べるように。なお、ハイブリッドは2WDのみなのは変わらない。さらにすべての光源をLED化した大型ヘッドランプが全車標準装備となったことも注目のポイント。

 そしてつい先日の2019年10月、C-HRはマイナーチェンジを受けた。変更点の大きなポイントは、フロントまわりを中心とした大幅なリファイン。エアインテークが左右に広がり、新型カローラやヤリスと共通性を強く感じさせるフェイスになった。また、1.2Lターボにマニュアル車が設定されたほか、駐車時などに静止物を検知する「インテリジェントクリアランスソナー」、後退時に左右後方から接近する車両を検知しブレーキを制御する「リヤクロストラフィックオートブレーキ」などがオプション設定された。また、専用エクステリアや足まわりが与えられた「GRスポーツ」が登場したのもトピック。それらを踏まえ、年式別中古車平均価格を見ていこう。



年式別中古車平均価格
年式 中古車平均価格
2016年式  219万円 
2017年式  228万円 
2018年式  240万円 
2019年式  248万円 
※中古車平均価格はグーネット2019年12月4現在のデータによる。



ボリュームゾーンは2017年式


 年式別に見て、もっとも物件数が多いのは2017年式で、全体の6割以上を占めている。この年式の平均価格は228万円となっており、新車時価格からおよそ50万円下がっている。中古車価格の下限は160万円前後で、100万円台後半の予算があれば狙うこともできそうだ。一方、車検が十分残る2018年式以降を探すのも手。多少高くてもすぐに乗り出し可能な車両を購入したほうが、結果的に出費が抑えられる可能性もあるだろう。


トヨタ C-HRのグレード別中古車価格相場は?


 C-HRのグレード構成はシンプル。1.2Lターボの「S-T」と「G-T」、ハイブリッドの「S」と「G」の4モデルが基本グレードで、これに加えて先日のマイナーチェンジで「GRスポーツ」も新たに加わった。ハイブリッドは4WDが選べないことも念頭に置いておこう。JC08モード燃費は、1.2Lターボが最大16.4km/L、ハイブリッドが30.4km/Lと大きな差がある。また、「S」「S-T」と「G」「G-T」について、後者には上級なファブリック/本革コンビシート、シートヒーターなどが装備され、装備がより充実している。それらを踏まえ、中古車平均価格を見ていこう。



グレード別中古車平均価格
グレード 中古車平均価格
S-T 207万円
G-T 229万円
S 221万円
G 239万円
※中古車平均価格はグーネット2019年12月4現在のデータによる。



物件豊富なハイブリッド「G」が買いやすい


 1.2Lターボとハイブリッドは、後者のほうが少し相場は高くなっているが、そこまで大きな開きはない。S系、G系のあいだには10万円~20万円ほど相場に差があるものの、こちらも物件によってケースバイケースなことが多い。つまり、どのグレードでも金額的に差がない。しかし、物件数には大きな開きがあり、もっとも多いのがハイブリッドの上級グレード「G」。こちらは全体の6割以上を占めている。逆にもっとも少ないのが、1.2Lターボのベースモデル「S-T」で、全体の7%程度。それを踏まえて、好みのモデルを探したい。


トヨタ C-HRの中古車価格相場のまとめ


 以上をまとめると、トヨタ C-HRの狙い目は2017年式の「G」。4WDにこだわらなければ、燃費に優れたハイブリッドをオススメしておこう。登場から3年が経過したが、新車時から概ね30万円~50万円ほど安く購入できることもあり、そろそろ買い時と言っていい。また、先日行われたマイナーチェンジにより、前期型は今後さらなる値下がりも期待できる。人気のC-HRも、登場から3年が経ったことで、幾分買いやすくなっている。



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