ユミルリンクは12月12日、SMS配信サービス「Cuenote SMS」にIVR(音声自動応答)機能を追加し、同日からサービスの提供を開始すると発表した。

IVR(Interactive Voice Response)は、あらかじめ設定したテキストを音声ファイルとして生成し、電話により通知を行う機能。ユーザーからシステムに対して発信を行うパターン(インバウンド型)と、システムから自動でユーザー宛に発信するパターン(アウトバウンド型)があるが、Cuenote SMSのIVR機能は「アウトバウンド型」となる。

IVR(音声自動応答)機能は、API(システム自動連携)により指定された任意のテキストから自動生成した音声を読み上げるもの。受け手側は、音声通話により、本人認証用の認証番号などの通知を受けることができる。

これにより、「高い受信率」「確実に本人に届く」といったSMSのメリットを享受しつつ、SMSが受け取れない電話番号でも本人認証を行うことが可能になる。

  • IVR(音声自動応答)機能の概要