4割が災害に備え「荷物保管場所」を確保、トランクルーム活用も

千葉県を中心に大きな被害を与え、関東市場最強の台風と呼ばれた2019年の台風15号や、東日本および東北地方に記録的な豪雨をもたらした台風19号、2011年に発生した東日本大震災など、日本はその地理的条件から地震や台風といった自然災害の多い国といわれています。近年、自然災害の頻発や被害の甚大化の影響で、災害対策への意識も高まっているのではないでしょうか。トランクルームを管理・運営する株式会社キュラーズが、防災対策をした経験のある20~60代の男女を対象に「防災対策に関するアンケート調査」を実施し、その結果から、災害時の備えや荷物の保管場所について考えました。

4割以上が災害時に備えた荷物保管場所を確保。自宅以外ではトランクルームも活用

防災対策として日頃から準備していることについての質問では、92.8%の人が「備蓄品の備え」をしていると回答しました。また、「家の中の安全対策(家具の倒壊予防等)」(58.1%)や「避難場所の確認」(50.6%)といった一般的な回答に続き、4割以上の人が「災害時に備えた荷物保管場所の確保」(43.1%)と答えました。

次に、災害時に備えた荷物の保管場所を確保していると回答した人を対象に、その場所について聞いた質問では次のような結果になりました。

「自宅の押し入れ・納戸」(65.1%)、「自宅の玄関収納」(54.1%)、「屋外の自宅物置」(20.6%)と自宅やその周辺が多く挙げられる一方で、「トランクルーム」が17.1%となりました。6人に1人が、自宅が被災した場合の第2の荷物保管場所としてトランクルームを利用していることが分かります。

トランクルームを利用するメリットや中身は何? 

同社によるとトランクルームの市場規模は2018年に、10年前の2008年に比べ2.5倍増となる590億円を突破したそうです。メディアへの露出が増えたことにより認知度が向上するとともに需要が高まったため、トランクルーム市場は急速な成長を続けており、2025年には1,000億円を突破すると見込まれています。では、利用者は災害時に備えてどのようなものを保管しているのでしょうか。

「日用品(懐中電灯、バッテリー、ラジオなど)」89.6%、「水・非常食(缶詰、レトルト食品など)」87.5%、「衣類」79.2%のほか、「書籍関係」54.2%、「思い出の品」50.0%と続きます。防災グッズだけでなく、アルバム等の大切な思い出の品の保管場所としても利用されていることが分かります。

また、トランクルームを利用する理由としては、以下のものが挙げられました。

「耐震・防火性能に優れているから」が76.7%、「水害リスクが低い立地環境だから」が53.5%となっており、万が一の時にも荷物を守ることができる場所として認識されていることが分かります。

まとめ

今回の調査から、災害でライフラインが途絶えてしまった場合に備え、トランクルームなどの自宅以外の保存場所に備蓄品を置き、リスクを管理する人が増えていることがわかりました。いざという時の防災グッズやアルバムや写真などの大切な思い出を残すために、トランクルームを第二の保管場所として活用するのもいいかもしれませんね。

【調査概要】
調査期間:2018年9月~2018年10月
調査地域:全国
調査対象:トランクルーム(屋内・屋外)サービスを運営する主要事業者
※調査データはプレスリリース発表日現在の情報となります。

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社キュラーズ

執筆者:ARUHIマガジン編集部