日立ソリューションズは12月9日、米Workatoと販売代理店契約を締結し、ビジネスチャットやクラウドサービスなどと容易に連携して業務フローを自動化するという「Workato」(ワーカート)を12月10日に販売開始すると発表した。価格はオープンプライス。

  • Workatoによる業務プロセスの流れ(チャットで人へ判断を求める例)

新製品は、企業が既に導入しているビジネスチャットやセールスフォース・ドットコムが提供するクラウドベースのCRMアプリケーションをはじめ、主要なクラウドサービスや業務システムと連携し、業務フローを自動化するというもの。

同社が独自に開発した複数のRPA(Robotic Process Automation)用コネクタを提供することで、ユーザー企業は米Automation Anywhereの「Automation Anywhere Enterprise」や米UiPath「UiPath」、NTTアドバンステクノロジの「WinActor」なども同製品と連携できるという。

これらにより、人の判断を求めるチャットを自動で表示したり、複数のRPA製品のボットを自動で起動したりすることで、業務フロー全体の自動化を実現できるとしている。