『Gレコ』舞台挨拶で女子のトイレBGM話に富野監督笑い泣き!「女の力 Day」レポ

11月29日より上映スタートした劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」の2 週目舞台挨拶「女の力 Day」が、12月8日(日)新宿ピカデリーで開催され、富野由悠季総監督をはじめ、アイーダ・スルガン役の嶋村侑さん、ノレド・ナグ役の寿美菜子さん、マニィ・アンバサダ役の高垣彩陽さんが登壇し、声優の綾見有紀さんがMCを務めた。

その日の1回目として朝8:50からの上映後、「女の力 Day」舞台挨拶がスタート。
まずMCを務める綾見有紀さんの呼び込みで、嶋村侑さん(アイーダ・スルガン役)、寿美菜子さん(ノレド・ナグ役)、高垣彩陽さん(マニィ・アンバサダ役)ら女性キャスト陣が登壇しお三方がご挨拶。
▲左から寿美菜子さん(ノレド・ナグ役)、嶋村侑さん(アイーダ・スルガン役)、高垣彩陽さん(マニィ・アンバサダ役)
嶋村さん「皆さん、今日は上映開始時間8:50ですか? 日曜日なのに仕事みたいな時間に起きてきて下さったんじゃないかなと、本当にありがとうございます!
寿さん「皆さん、おはようございます! 元気のGですからね。今日は朝早い上映にも関わらず、たくさんの皆様にお越しいただけて、本当にうれしいです!」
高垣さん「皆さん、おはようございます! 『Gのレコンギスタ』から始まった日曜日だと思うので、元気のGでいい一日を過ごしていただけるのではないかなと思います。しかも今日は『女の力DAY』ということで、マニィのセリフにもあったと思うんですけれども、皆さんで、性別問わずエネルギッシュにこの時間を楽しんで行けたらと思います!」
▲MCの綾見有紀さん
ここでMCの綾見さんが「今日はなんと、もう一人、『女の力DAY』の心を持った人をお呼びすることができたので拍手でお迎え下さい!」と呼び込むと、女性キャスト陣もこの日のために特別に作られた”富野監督うちわ”(表が富野監督の顔で裏が「笑って!」の文字入り。※現在開催中の『富野由悠季の世界』展で販売されているうちわを基にしている)を持って、「監督〜〜〜!」「かわいい〜〜〜!!!」「笑って〜〜〜〜!!!」と言いながらお出迎え。すると富野由悠季総監督が「そういうこと言うんじゃない」と照れながら赤とピンクの素敵なコーデで登場した。
▲「G」のキャップに赤とピンクコーデで登場した富野由悠季総監督
すると会場のファンの方たちも、『富野由悠季の世界』展で購入した富野監督うちわを持ってお出迎え! 「今さらご挨拶するつもりはないんですけどもと言いながら、来てみてビックリしました。こんなにキチッと満席になるとは思ってなかったので。本当にありがとうございます。何よりもこのお三方、じゃなくてお四方が言ったとおり、『女の力DAY』なので、私はこの辺で……」と帰りかけると、「監督もかわいいですよ!」「ピンクと赤! カラフルで」とお三方が褒めて戻すと、「あのさ、褒められるのは嬉しいんだけど、この歳になるまで褒められたことがないので、どう応えたらいいのかわからない」と照れる富野さん。

今回、初めて『G-レコ』の舞台挨拶に参加した寿さんと高垣さんに感想を伺うと、寿さん「『G-レコ』という作品がここまで歩んでこられたこと、劇場でみなさんとお会いできることをとってもとっても嬉しく思います」、高垣さん「劇場版第 1 部を収録してから2〜3 年経っているので、この日が迎えられてまず良かったなと、ここからがスタートだなと嬉しく思っています。個人的にダジャレがすごく好きなので、マニィのセリフの中でも『女の力でーー!』というセリフはすごく私も好きで、とても印象的に残っていたセリフだったので、それが『女の力DAY』ということで、うれしいです」と。

また富野作品の女性を演じる上でこだわったところや難しかったところをお三方に尋ねたところ、富野さんが「あるわけがない!(笑) というのはちゃんとキャスティングの際に、お三方それぞれの、それなりの性格を一応調べさせてもらったので。基本的に"まんま"でやっていただければいい。ママとは言いながらも演技はしてもらわないと困りますよ」と。そこで高垣さんがオーディションの時のことに触れ、「監督に『今日は芝居をしないで、一切作らなくていい、あなたのままでまずやってみてください』と言われて、ナチュラルなお芝居を求められることは多いんですけどそれが一番難しいというか、何が正解なのかわからないなと思っていた時期でもあったので、とにかく思うままにやってみようってテストをやってみたら、監督が入ってきて『しなくていいって言ったけど、 少しはしてくれよ!』と言われたことを披露し、場内大爆笑!
その時に高垣さんは「自分に落とし込むことが大事なのかなと思って『演劇を勉強しよう』と考えた帰り道でした」と富野監督に言われたことがキッカケになったことを話してくれ、MCが「監督、覚えてます?」と尋ねると「全然覚えてません。覚えないようにしてます。迂闊に覚えてると、好きになっちゃう」と応えて、またまた会場の笑いを誘った。

寿さんも当時、「ノレドも『そのままでやってください』と言われて。"ピンク色の髪の毛でチアリーダー"で元気というイメージがあったので、注意しながらやってはいたんですが、固定概念に引っ張られてしまっていたので、アフレコが始まってからも常に自分らしさとノレドの無邪気さをいかに近づけつつ、いかに現場でそのまま(キャラクターに)飛び込めるか、『G-レコ』のアフレコ現場ではそれが大事だったのかなと思います」

嶋村さんも「監督の描く女性たちってみんな人間らしくて、特にアイーダはたくさん描いてもらっていて、彼女の受けたストレスやプレッシャー、そういうものを発散するシーンも描いてもらっているので、キャラクターの生理がつながっている感じがします。そういう意味では本当に、飛び込むのが大事(笑)!」

TV シリーズと比べて劇場版を演じる上で気持ちの変化を伺うと、高垣さんが「『G-レコ』の現場は"考えるな、感じろ"だと思っていて。TV シリーズの時に『あなたたちの解釈はいりません。ここに全部書いてあるから、この通りやってください』と富野監督が仰られて。私たちを信頼してくださっているからそう言ってもらえているんだと思ったし、それだけ信頼を置いてもらっているなら私たちも監督が描いたものを信じて、思うがままに全力で乗っていけばそれが正解になるんだと。『私は今、マニィとして感じたことを言葉にすればいいんだ』という思いでいたので。そのマインドは劇場版でも一緒だったんですけど、マニィは今後立場が大きく変化していくので、劇場版第 1 部では、切なさや懐かしさを持ちながらも、だからこそ学園生活を活き活きと楽しい気持ちで演じようと思いました」とTVシリーズから続くマニィというキャラクターの心情を語ってくれた。



MCの綾見さんが個人的にすごく聞きたい事ということで、「G-セルフのコックピット内でトイレ中に流れる独特の音楽がありますが(作詩は富野監督の別名義「井荻麟」表記)、もし自分がパイロットだったらどんな曲を流したいですか? 私だったら早くトイレから出たいので、ロック調をかけたいなと思うのですが、みなさんだったらどうですか?」と尋ねると、驚いた表情で富野さんが「いまの話、とても重要な話で、男性は恐らくあまり女性から聞いたことが無いと思うので覚えといてください。そういう話、僕も今初めて聞きました。僕はトイレになるべく長くいたい。いつも手ぶらでは入れない人なんですよ。一番本が読める場所だから。だから僕はロックは勘弁して欲しい(笑)」。

高垣さんは「私もリラックスしたいほうかな。クラシックとか。でも、モビルスーツの中だったら、戦っている最中かもしれないから……」というと、客席も富野監督も爆笑している中、ほかの2人から「最中は無い!」と突っ込まれ、思案しながら高垣さん「リラックスしてもう一回戦いへ赴く時にテンションを上げるのに、ロックはいいかもしれない」、すると寿さんも「いろんなプレイリストが作れたらいいですよね」、皆で「それいいかも!」と大盛り上がり。すると思わず崩れるように笑う富野監督。それを見て「やった!うちわ無しで笑ってもらった!」とキャスト陣も大喜びで、観客も大拍手を送った!

寿さんが「そういうところも『G-レコ』の魅力ですよね」、MC綾見さんも「一般的な生活環境の感覚を描けている、ということですね」、高垣さんも「Gレコは人間らしさが描かれている。キャラクターが生きてる」、嶋村さんも「私は歯磨きのシーンも好き。日常的でちょっとした生活感があって、大好き」と、トイレのBGM話から『Gレコ』で描かれる細やかな日常の大切さを語るお三方ならぬお四方に、「少なくとも、褒めてもらっていると思うので、とても嬉しい」、「笑いすぎて涙が出る」と言って富野さんが涙を拭う場面も。

最後に、2020年 2 月 21 日公開の『Gレコ』第 2 部へ向けて、ファンへのメッセージをお願いした。

寿さん「パンフレットとかにも秘話が書かれているんですけれども、新規カットだったり、いろんなシーンが見れたり、あっこういう解釈なのかとか、『G-レコ』 をより深めていける時間が始まっていくので、ぜひとも皆さん、追いかけていただけると嬉しいなと思います。今日はありがとうございます」

高垣さん「第2部は私たちわりと最近収録したので、あれも言いたいこれも言いたいという気持ちなんですけれども、それはとどめつつ。TV 版をご覧になってくださった方もそうでない方も、改めて『Gのレコンギスタ』という作品を辿っていただけると思います。より人の葛藤だったりとか、悲しみだったりとか、そして希望を持って行くというところもより一層深く描かれていると思いますので、ぜひ第 2 部もお楽しみください。あと個人的に楽しみなのは、ドリカム(DREAMS COME TRUE)さんのテーマソング。どういう楽曲になっているのか。皆さん、ぜひ上映を待っててください」

嶋村さん「ご覧になっていただいた皆さんも同じ気持ちになっているかもしれないんですが、『Gのレコンギスタ』って本当に映画館向きの作品だったんだなと実感しています。情報量もすごく多いですし、パーツもすごくキラキラしていて、その中でまた監督に精査して見やすくしていただいて。映画館というベストな状態で、こんなにたくさんの方々に見ていただいているという事実を目の前にして、本当に本当に嬉しく思います。この後、第 2 部、第 3 部と続いていきますので、どうぞこれからも応援よろしくお願い致します」

富野さん「本当に今日はお集まりいただき、どうもありがとうございます。今しがたお三方が上手に説明してくれたので、僕がこれ以上言う言葉はありません。ただ、まだあと第2部、3部、4部、 5 部まで何とか作り続けたいと思いますし、そこまでやらないと、嶋村さんが説明してくださったような話が伝わらない部分がありますので、そういう意味では皆さん方の応援がなければ制作が続行できませんので、今後ともよろしくどうぞお願い致します。どうもありがとうございました!」

富野監督しか描けない、より人間らしさが描かれている『Gのレコンギスタ』、現在上映中の第1部「行け!コア・ファイター」から第5部までをスクリーンで観られるまたとない機会なので、TVシリーズを見ていた方も、映画で初めて観る方も、富野由悠季の世界を体験しに行こう!
▲撮影時、寿さん、嶋村さん、高垣さんがうちわで顔を隠して「4人の富野監督〜♪」と富野さんをいじる場面も(笑)!



■劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」
【公開日】2019 年 11 月 29 日(金)より 2 週間限定上映

【上映劇場】全国 24 館
東京:新宿ピカデリー/イオンシネマシアタス調布 神奈川:イオンシネマ港北ニュータウン 千葉:イオンシネマ幕張新都心 埼玉:MOVIX さいたま/イオンシネマ春日部 栃木:MOVIX 宇都宮 新潟:イオンシネマ新潟南 宮城:MOVIX 仙台 北海道:札幌シネマフロンティア 愛知:ミッドランドスクエアシネマ/イオンシネマ名古屋茶屋 三重:イオンシネマ津南 石川:イオンシネマ金沢フォーラス 大阪:なんばパークスシネマ/大阪ステーションシティシネマ 兵庫:神戸国際松竹 京都:イオンシネマ京都桂川 和歌山:イオンシネマ和歌山 岡山:イオンシネマ岡山 広島:イオンシネマ広島西風新都 香川:イオンシネマ綾川 徳島:イオンシネマ徳島 福岡:イオンシネマ福岡
【配給】バンダイナムコアーツ、サンライズ

【メインスタッフ】
総監督・脚本:富野由悠季 原作:矢立 肇、富野由悠季 演出:吉沢俊一 キャラクターデザイン:吉田健一 メカニカルデザイン:安田 朗、形部一平、山根公利 デザインワークス:コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美、桑名郁朗、中谷誠一 作画監督:吉田健一、桑名郁朗 美術監督:岡田有章、佐藤 歩 色彩設計:水田信子 ディスプレイデザイン:青木 隆 CG ディレクター:藤江智 洋 撮影監督:脇顯太朗 編集:今井大介 音楽:菅野祐悟 音響監督:木村絵理子 企画・製作:サンライズ

【メインキャスト】
ベルリ・ゼナム:石井マーク アイーダ・スルガン:嶋村 侑 ノレド・ナグ:寿美菜子 ルイン・リー:佐藤拓也 ラライヤ・マンディ:福井裕佳梨 クリム・ニック:逢坂良太

【あらすじ】
地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすキャピタル・タワー。タワーを護るキャピタル・ガードの候補生ベルリ・ゼナムは、初めての実習で宇宙海賊の襲撃に遭遇して捕獲に協力。捕まった少女アイーダに不思議な何かを感じたベルリは、彼女が「G-セルフ」と呼ぶ高性能モビルスーツを何故か起動できてしまう。宇宙世紀終焉後の時代、リギルド・センチュリーを舞台に少年少女の冒険は世界の真相に直進する。

【セカンドラン上映劇場】全国 18 館で 2020 年 1 月からセカンドラン決定!(※2019 年 12 月 6 日現在)
イオンシネマ天童/1月10日(金)~1月23日(木)
イオンシネマ福島/1 月24日(金)~1 月30日(木)
MOVIX つくば/1月17日(金)~1月23日(木)
MOVIX 伊勢崎/1月17日(金)~1月23日(木)
イオンシネマ熊谷/1月17日(金)~1月23日(木)
シネ・リーブル池袋/1月17日(金)~1月23日(木)
アイシティシネマ/1月17日(金)~1月30日(木)
イオンシネマ各務原/1月10日(金)~1月23日(木)
MOVIX 清水/1月17日(金)~1月23日(木)
イオンシネマ豊田 KiTARA/1 月 10 日(金)~1 月 23 日(木)
イオンシネマ草津/1月10日(金)~1月23日(木)
イオンシネマ西大和/1月10日(金)~1月23日(木)
MOVIX 日吉津/1月10日(金)~1月16日(木)
福山駅前シネマモード/1月10日(金)~1月23日(木)
MOVIX 周南/1月10日(金)~1月16日(木)
イオンシネマ今治新都市/1月10日(金)~1月23日(木)
イオンシネマ熊本/1月10日(金)~1月23日(木)
サザンプレックス/1月10日(金)~1月23日(木)

【公式サイト】http://www.g-reco.net/
【Twitter】https://twitter.com/gundam_reco

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