幻のLZ14型エンジン搭載 日産サニー・エクセレントTSレーシング 3

2010年4月にお披露目した状態から、フロントのヘッドライトカバー一体型グリルが仕様変更された以外は、大幅な変更はない。



軽量化のため、ボンネット、ドア、トランクリッドなどは当時の日産純正FRPパーツを装着。また、ウインドーガラスは、サイドはアクリル、リアはポリカーボネートで新たに製作されたものだ。



サーキット走行のため、サイドマーカー、テールレンズは、破片が飛び散らないようにテーピングが施されている。オーバーフェンダーはリベット留め、ヘッドライトカバーはビス留め。



リアガーニッシュやエンブレムはノーマルを使用。「SPEED SHOP KUBO」のステッカーが誇らしげに貼られている。



助手席側から排気されるサイド出しマフラーは、当時の写真をもとに製作したワンオフもの。サイレンサーがないため、完全レーシングサウンド。



息を吹き返した排気量1598㏄のLZ1600Ⅱ仕様。ツインカム4バルブでギアトレーンが組み込まれ、225ps/9600rpmを発生する。



サーキット用のスリックタイヤは、ハンコックVENTUSを用意。ホイールは当然、日産ロゴ入りの神戸製鋼製レース用13インチ・マグネシウムホイール。



サーキット走行ではタイヤの空気圧調整も重要。冷えている状態で、前後とも1.9kgf/㎝2に調整した。



足回りやブレーキは当時のレース用でセットアップ。タイヤハウス右奥の「N」と書かれたパネルは、エキパイの逃げを確保するため、フロアを切り張りした証しだ。


掲載:ノスタルジックヒーロー 2011年 04月号 vol.144(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)