子育て、介護、いじめ、DV…身近な悩みに寄り添う「民生委員・児童委員」とは?
秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。12月7日(土)の放送では、渋谷区で39年にわたり民生委員・児童委員として活動している鷲頭和江さんに、「私たちの身近な相談相手 民生委員・児童委員」をテーマに話を伺いました。

秋元才加とJOY



民生委員・児童委員とは、地域の身近な相談相手として、悩んでいる人や困っている人などの相談にのって、必要な支援につなぐ人のこと。身分は特別職の地方公務員ですが、交通費などの活動費用以外の報酬はないため、地域の福祉活動をしてくれているボランティアと言えます。2018年3月の時点で、全国およそ23万2,000人が活動しています。

日頃の主な活動について、「担当の地域において、日常生活に不安がある方に声をかけたり、子育てや介護に悩んでいないか、いじめやDV、経済的なことで困っていることはないかお話を伺ったりして、必要なら相談機関などを紹介したり、行政の支援につなぎます。わかりやすいものでは、子どもたちの登下校の見守りも活動の1つです」と鷲頭さん。

渋谷区で長年にわたり活動するなか、「最近は以前に比べ、住民のなかには地域とのつながりが薄い方も増えました。何か困りごとがあっても相談することをためらう方が少なからずいる」と実感を語りつつも、「地域の誰もが安心して生活することができるように、民生委員・児童委員は活動している」と胸を張ります。

現在活動している委員は、60~70代が多いそうで、鷲頭さんは「もう少し若い世代の仲間も増やしたい」と言います。民生委員・児童委員は、その地域の実情をよく知り、福祉活動や地域活動などに理解と熱意がある方が地域の推薦により選ばれ、厚生労働大臣から委嘱されます。任期は3年ながら、「再任される方も多く、10年、20年と続けている方もいます。退職後に委員になる方もいれば、仕事をしながら活動する方、自営業の方や主婦の方などもいます」と話します。

鷲頭さんが推薦を受け、民生委員・児童委員として活動を始めたのは、35歳のとき。当時は、仕事と子育てをしながらだったため「とても不安でした」と心境を吐露。しかし、「とても良き先輩がいてサポートをしてくれて、今思えばありがたかった。メンタルヘルスの研修や相談対応の研修などもおこなっているので、心配ないと思います」と振り返ります。

鷲頭さんは、1週間のうち3~4日ペースで活動しているそうで「とてもやりがいがある。今は、本当にやっていて良かったなと思いながら続けています」と笑顔を見せます。

秋元才加、JOY、鷲頭和江さん



民生委員・児童委員についての詳しい情報は、厚生労働省Webサイト内に紹介ページがあるほか、都道府県や市区町村それぞれに民生委員・児童委員の組織があるので、それらのWebサイトでも活動や制度について紹介されています。

鷲頭さんは、「民生委員・児童委員は日常の生活に密着したボランティアです。皆が暮らしやすい“わがまち”にするため、地域の方がともに活動します。まちづくり、地域活動、社会貢献に関心がある方、機会があればぜひご協力をお願いします」と呼びかけていました。

秋元は「鷲頭さんの話を聞いて、民生委員・児童委員の方が見守ってくれているということをすごく感じた」と感想を口にし、JOYは「悩みごとや、どうしようと思っていることがあったら、考え過ぎず委員の方たちに相談してみるのが、心が楽になるきっかけになるかもしれない」と話していました。

<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00~11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/japan/