iOSに付属の「リマインダー」アプリは、いわば備忘録代わりのアプリ。誰かに連絡するとか、買わなければならないものとかを書き留めておけば、指定したタイミングで通知し思い出させてくれます。会社を出るとき、帰宅したときなど位置情報をきっかけにした通知も可能ですから(ジオフェンス機能)、忘れてはいけないことを手の甲に書くより断然合理的です。

そのリマインダーアプリが、iOS 13で大幅に変更されました。写真や各種文書をかんたんに添付できるようになったほか、チャットしているときSiriの提案によってリマインダーを作成できるなどメッセージアプリとの統合が進みました。

ユーザインタフェースも一新されています。従来は、リストを作成するとき色分け程度しかできませんでしたが、iOS 13のリマインダーでは色だけでなくアイコンの図柄も変更できるようになりました。

たとえば、作成済リストのアイコンを緑/買い物カゴに変更する場合、対象にするリスト(オレンジ/図柄は標準のもの)をタップして開き、画面右上の「…」ボタンをタップして「名前と外観」を選択、現れた画面でアイコンの図柄と色を選択します。

アイコンの図柄は、デフォルトのものを含めて60種類用意されており、色(12色)を変えれば計720通りに変更できます。どのように使いわけるかは用途で決めるもよし、共有する人物との間柄で決めるもよし、自分次第です。好みのデザインに着替えてみましょう。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 アイコンの図柄/色を変える対象のリストをタップします

  • iPad iPhone Hacks

    2 右上の「…」ボタンをタップし、現れたメニューの「名前と外観」をタップします