「ノンフィクションW 倉木麻衣 初めてのドキュメンタリー ~届け!chance for you」での倉木麻衣さん=WOWOW提供

 WOWOWは「WOWOWオリジナルドキュメンタリー」枠として、国内外のさまざまなテーマを扱ったオリジナルのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW」を放送している。12月8日午後7時からWOWOWライブで放送される「ノンフィクションW 倉木麻衣 初めてのドキュメンタリー ~届け!chance for you」を担当した番組プロデューサーのWOWOW制作部の長野公美さんに番組の魅力を聞いた。

 ――番組の概要と魅力は?

 今年、デビュー20周年を迎えた倉木麻衣さん。デビューシングル「Love,Day After Tomorrow」は約140万枚を売り上げ、ミュージックシーンにセンセーショナルな第一歩を刻み込みました。ですが、テレビに出ている印象はほとんどなく、倉木さんはどういう人だろう?と思う方も多いはずです。そこで、自分と向き合い、歌うことの意味を探し続ける倉木さんの真の姿に迫りました。またWOWOWでは、12月8日という倉木さんのデビュー日に、ドキュメンタリーだけでなく、今年行われた全国ライブ、WOWOW初となるMV(ミュージックビデオ)全曲コレクション、ライブヒストリーセレクションの4番組を一挙に放送し、倉木さんの 20周年をお祝いします。

 ――今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 サブタイトルの「chance for you」というのは、倉木さんが「みんなと一緒に歌える曲が作りたい」という思いからできた曲です。ご自身の楽曲すべての作詞を手掛けていることもあり、一曲一曲に倉木さんの思いが込められています。その中でも「chance for you」は、今やライブ会場が一体となって合唱する、ファンにとって大切な曲です。さらに自身のライブの後、倉木さんが出待ちをしてくれているファンに向けて、この曲がアカペラで歌われます。ファンとのつながりを大切にする倉木さん、その姿を届けたいと考え、制作に至りました。

 ――制作中、一番に心がけたことは?

 取材を進めていく中で、倉木さんの人柄にどんどん引かれていきました。もちろん、これまでの楽曲を聴いていましたし、同世代ということもあり、もともと大好きではありました。実際お会いしてみると、キュートな部分もたくさん見せてくださいましたし、はたまたライブ前にはよりいいものをお届けしようとしている真剣な姿も拝見しました。そんな、ありのままの倉木さんをドキュメンタリーを通してどう伝えるのか、私自身が引かれていった倉木さんをどう映し出せるのかを心がけました。

 ――番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 取材を進めていくと「こんなに密着された取材は初めてです」と何度かおっしゃっていただきました。それほどまでに入り込めたのか!という喜びはありました。が、倉木さん、よく走るんです(笑い)。ライブもステージ上を何往復も走る上に、ライブ後に待ってくれてるファンのもとへ向かう出待ちのときも、いつも全力で走るんです。それについて行くのが大変でした(笑い)その様子がよく出ていると思いますので、そのあたりも楽しみにご覧いただきたいです。

 ――番組の見どころを教えてください。

 一言、“よく動く倉木麻衣”です(笑い)。多くの方にとって、走ったり踊ったりする倉木さんというのは想像がつかないのではないかと思っております。音楽やファン、人の心に向き合い続けたアーティスト倉木麻衣が行き着いた、真の姿をお伝えすべく取材してきました。それは、確固たる信念を持つ倉木さんだからこその行動を、実行に移しているだけに過ぎないものであった、そう皆さまも感じ取っていただけると思います。

 ――視聴者へ一言お願いします。

 WOWOWでは、「倉木麻衣 20th Anniversary Day WOWOWスペシャル」と題して、倉木さんのデビュー日である12月8日に4番組を一挙放送します! テレビ初のドキュメンタリー、51曲に及ぶMVコレクション、海外公演を含むヒストリカルライブセレクション、20周年を記念したライブの東京公演と、約10時間にも及ぶ放送です。20周年のお祝いにふさわしい豪華なラインアップとなっておりますので、長い時間とはなりますが、録画機器の準備もしっかりしていただき、思いっきり楽しんでいただけるとうれしいです。