松本まりか

松本まりかと竹財輝之助が、米倉涼子が主演を務める『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第8話にゲスト出演。松本は、東帝大学医学部在学中に“ミス東帝大”にも選ばれ、ボストンハーバード医科大学では“失敗しないプリンセス”と称された優秀な外科医・中山麻里亜、竹財は次期総理大臣候補とも言われる政界のプリンス・八村正義を演じる。

同作は、「私、失敗しないので」が口癖の天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉)が日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」で活躍する姿を描く人気ドラマ。前シリーズから出演する内田有紀、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、西田敏行らに加え、今シリーズから市村正親、ユースケ・サンタマリア、武田真治、清水ミチコ、藤森慎吾、戸塚純貴ら新たなキャラクターが登場している。

今回松本が演じる“失敗しないプリンセス”麻里亜は、華麗な経歴に加え、元ミス東帝大という抜群のビジュアルで、「東帝大学病院」外科医局に来るなり、男性医師たちを虜にしていく。しかし唯一、未知子だけは麻里亜の実力に懐疑的。しかも執刀しようとしていた手術を麻里亜に横取りされ、「三度の飯より手術好き」の未知子は憤慨する。

そんな中、「東帝大学病院」に、竹財演じる次期総理大臣候補と言われる政界のプリンスが入院。彼の治療方針を巡って、未知子と麻里亜は対立し……!? これまで“失敗しない女外科医”として唯一無二の存在感を誇ってきた未知子の前に現れた、まさかの“失敗しないプリンセス”。女同士のプライドを懸けた戦いが、今、幕を開ける。

<松本まりか コメント>
――『ドクターX』第8話にゲストとしてご出演されてみて、いかがでしたか。

第1シリーズからノンストップで一気見するほど、『ドクターX』にゾッコン。こんなに夢中にさせてくれるシリーズもののドラマは初めてでした。「御意!」というセリフがたまらなくて、あれだけのそうそうたる俳優さんたちが、出世のため、いとも簡単に自分の意見を曲げ社会の言いなりになっていく姿がとても滑稽かつチャーミング。対する大門未
知子が「致しません」と理想の生き方を颯爽と体現してくれている――この痛快さが私を虜
にしました。

そして今回の第6シリーズ。ここまで根強い人気を博し、作り上げてきた『ドクターX』の秩序を登場からかき乱すような役を私に託して下さった事に恐れおののいたと同時に、この役をやれる事にとても興奮しましたし、演じ終えた後では 、今後この仕事をする上で、ちょっとやそっとの事では動じなくなるぐらい、度胸と肝が座りました。ひとつ無の境地に行ったような気がしています(笑)。

――松本さん演じる中山麻里亜は“失敗しないプリンセス”と称される女医で、「東帝大学病院」の医局の男性陣を骨抜きにしてしまう役柄でしたが、演じられてみていかがでしたか。

とんでもない役を頂いたな、と感じました(笑)。米倉涼子さんと真っ向から張り合い、医局の先生方を骨抜きにしていくなんて、とんでもなくて……。これまで『ドクターX』のほとんどのシリーズを見てきましたが、こんな“イケナイイタズラなキャラクター”見たことないし、むしろ、居てはいけないですよね(笑)。とにかく、麻里亜は登場から最後まで、言動行動、全てが“タブーだらけの女医”でした。こんなにもかき乱してしまい、ただただ恐縮です。ただ本音を言うと……ちょっと、いや、だいぶ面白かったです(笑)。

大門先生のト書きに、麻里亜を見て「何だ、こいつ」という心の声があるんです。麻里亜がいくらカッコ良く振る舞い、真っ当なセリフを言い、みんなが羨望の眼差しで見たとしても、大門先生は「何だ、こいつ」。ここに全て終結するように常に意識して演じたつもりでしたし、そこが今回の私のツボでした(笑)。

――大門未知子を演じる米倉涼子さんとの共演は、いかがでしたか?

まず、大門先生に対して、「私、失敗しないので」なんて言えないですよね。たった一言なのに米倉さんの前ではそれが飛んでしまうほど、このセリフには焦りました。監督には常に「大門未知子に負けないでくれ」「勝ってくれ」と言い続けられていたので、そこは心を強く持ちました!

米倉涼子さんは、大門未知子が自由自在。「この台詞をこんな風に言うんだ」と、生で間近で見られて、興奮が止みませんでした。米倉さんとはたくさんお話したいことがあったのですが、緊張して距離を取ってしまったのが悔やまれます。

――撮影現場の様子はいかがでしたか? 何か楽しかったエピソードなどありましたら、是非教えてください。

ラストシーンの麻里亜の台詞がまたとんでもないのですが、米倉さんが、「このシリーズ7年やってきたけど初めて、負けたーーーっ!!!」っておっしゃったことです。もちろん冗談でおっしゃったのですが、現場が笑いに包まれ、“秩序を乱すイケナイ子”を演じ続けた私にとって、救いの言葉でした。

『ドクターX』でこんな危険な遊びをさせてもらえたこと、とにかくこの役にキャスティングしていただけたことに、ただただ感謝しかありません。この“タブーだらけのイケナイ女医”の登場を面白がって頂けたら幸いです。

<第8話あらすじ>
蛭間重勝病院長(西田)の策略により、副院長のニコラス丹下(市村)が東京地検特捜部に逮捕される。「東帝大学病院には粛清の嵐が吹き荒れる』という噂に、丹下派だった潮一摩(ユースケ)と浜地真理(清水)は戦々恐々……。そんな中、「東帝大学病院」の外科医局に中山麻里亜(松本)という女性の医師が現れる。

ボストンハーバード医科大学では“失敗しないプリンセス”と称された優秀な外科医である上に、“元ミス東帝大”という肩書きまで持つ麻里亜に、男性医師たちはすっかり骨抜き状態。大門未知子(米倉)は、執刀しようとしていた手術を麻里亜に横取りされ憤慨するが、その一方で、華麗な経歴を持つはずの麻里亜の手術の腕に早くも疑問を抱いていた。

時を同じくして、「東帝大学病院」に“次期総理大臣候補”と言われる政界のプリンス・八村正義(竹財)が入院してくる。虚血性心筋症を患う八村に対する治療方針は、心拍動下冠動脈バイパス術。AIも、心臓が動いた状態で血管のバイパスを繋ぐ術式を提示するが、未知子は「そんな難しい術式はあんたたちには無理!」と異議を唱える。人工心肺を使った術式を提案する未知子に、麻里亜は「令和の時代に大門先生の術式は古すぎる」とまさかの反対意見を……!