◆本記事はプロモーションが含まれています。

酒燗器のおすすめ13選【家庭用や業務用など】おしゃれなちろりも紹介

【この記事のエキスパート】

唎酒師・国際唎酒師、マーケティングコンサルタント:宇津木 聡子

唎酒師・国際唎酒師、マーケティングコンサルタント:宇津木 聡子

日本の風土、知恵、歴史が生み出した日本酒の魅力や楽しみ方を、より多くの人に広めるため、訪日外国人へのプライベート日本酒体験、外国人・日本人向け日本酒にまつわるセミナーやイベントの企画を行っている。

外国人のプライベート日本酒体験では、これまでに30か国以上から400人余りをお迎えしている。

日々の生活でも、カンパイは日本酒、スキンケアは日本酒と酒粕で、そして朝晩の甘酒を欠かさない。


日本酒や焼酎などを簡単に熱燗にしてくれる酒燗器。今回ははじめて酒燗器を選ぶ人にもわかりやすい選び方とおすすめ商品を紹介します。レトロで風情のあるチロリや業務用の酒燗器まで集めました。さらに通販サイトの人気売れ筋ランキングもありますのでチェックしてみてくださいね。

酒燗器とは?

ツインバード 酒燗器 保温機能 電気式 卓上 TW-D418B:¥3,400 ( 2021年5月7日時点 )

出典:Amazon

酒燗器は日本酒を温めて飲むための調理アイテム。日本酒は飲む温度によって呼び名が変わり、30~40℃の「人肌燗」や「ぬる燗」はまろやかな口当たりが特徴で原料の米の甘みやコクを味わうことができます。45~50℃の「日向燗」や「熱燗」、さらに高めの55℃の「とびきり燗」になるとアルコールの辛さも変わってきます。

酒燗器を使えば飲みたい温度に温めることができるうえに、保温機能がついていれば適温を維持してくれるので便利です。酒燗器で温かくおいしい日本酒を味わいましょう。

日本酒を熱燗で楽しむ
酒燗器の選び方

ここからは酒燗器を選び方について見ていきましょう。国際唎酒師の宇津木聡子さんの取材をもとに、酒燗器を選ぶポイントをまとめました。

タイプから選ぶ

酒燗器には、大きく分けると「電気で温めるもの」と「湯せんで温めるもの」の2種類があります。ご自身の食卓まわりの環境や、卓上での置き方などを想定して、適したものを選びましょう。

コンセントをつなぐ「電気式」

ツインバード工業『酒燗器(TW-4418B)』:

出典:Amazon

電気式は、電源コードをつないで、専用の酒器に日本酒を注ぎヒーターにのせて加熱します。食卓まわりにコンセントがあれば、手軽にお燗がつくれます。

熱湯でじっくりと温める「湯せん式」

卓上酒燗器 ミニかんすけ・匠 (新タイプ) 135×135×H155mm:¥26,829 ( 2020年12月21日時点 )

出典:Amazon

湯せん式は、熱湯を入れた容器に日本酒を注いだ酒器を入れてお酒を温めます。熱湯を事前に用意する必要がありますが、コードにつなぐ必要がないため置き場所は自由で、収納も比較的コンパクト。

素材にも注目!

酒燗器には陶器製のものや銅製の素材のものがありフォルムもさまざまです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

保温性のある「陶器製」

エールネット『たこ唐草 保温器付き酒器(大)』:¥5,719 ( 2021年5月4日時点 )

出典:Amazon

陶器製の酒燗器は保温性があり冷めにくいので熱燗を飲むのにぴったりです。また陶器の酒燗器は口当たりがまろやかなお酒に仕上がります。

電気式から湯せん式、キャンドルを使って温めるものまでさまざまなデザインがあります。

熱伝導率の高い「錫製」

サンシン『卓上式ミニかんすけ 匠』:¥25,740 ( 2021年5月4日時点 )

出典:Amazon

錫(すず)は熱伝導性が高く日本酒を効率的に温めてくれます。一方、冷酒を入れても温度を一気に下げて保冷も可能です。錫には抗菌作用があり、水分のなかの雑菌や繁殖を防ぎます。

また、イオン作用をもち、日本酒に含まれるフーゼル油を溶かしてくれます。フーゼル油の割合が少なくなると臭みや濁りが減少します。錫のちろりは「2級の酒を1級酒にする」ともいわれるアイテムです。

「銅製」は熱燗が好きな人に適している

酒タンポ 330ml ちろり 銅製 酒器 熱燗 ASH-5021:¥3,990 ( 2021年5月7日時点 )

出典:Amazon

銅も熱伝導性が高く、錫の6倍の熱伝導率があるとされています。持ったときにずっしりとした重厚さを感じ、長年使い続けるほど見た目に味が出る素材です。

銅製は、ステンレス製やアルミ製よりも熱伝導性が高いので、熱燗を好む人に試してほしいアイテムです。

コスパの高い「アルミ製」

丸山技研『酒燗器 2.5合(MSK-252)』:¥3,718 ( 2021年5月4日時点 )

出典:Amazon

ほかの金属製よりも価格が抑えられていることが特徴です。熱伝導性が悪いわけではなく、しっかりと日本酒をお燗できます。

はじめて酒燗器を購入する人やいつも電子レンジでお燗している人などにも試してほしいアイテムです。

電子レンジも可能な「耐熱ガラス」

ドウシシャ 『徳利 ON℃Zone』:¥2,178 ( 2021年5月4日時点 )

出典:Amazon

電気式でもなく湯せん式でもない耐熱ガラス素材。熱燗が飲みたいときには電子レンジで簡単に温められます。真空構造になっているタイプもあり、冷酒と熱燗どちらもおいしい状態で味わうことができます。

サイズを選ぶ

テスコム (TESCOM) 酒燗器 SK31:¥3,618 ( 2021年5月7日時点 )

出典:Amazon

酒燗器はコンパクトでいろいろな場面で使えるので、自分が使うシーンを考えて購入するものを選んでみましょう。毎晩、日本酒を飲む人であれば、お銚子1本を温められる製品などを見てみましょう。

大勢の人と飲む場合には、一度にたくさんの量を温められる製品を選ぶとよいでしょう。使い勝手なども含め、いろいろと考えてみるとお気に入りのものにたどり着きやすいです。

温度調整機能があるかチェック

タマハシ『酒燗器 ゆめここち(YDS-25C)』:

出典:Amazon

せっかくお燗をつけるなら、ほどよい温度に仕上げたいものです。酒燗器の温度調整については、種類として無段階と段階的に温度調整できる製品が用意されています。扱いになれていれば無段階のものでもよいですが、はじめて使う人は1合・2合などお酒の量でつまみが設定されているものを使いましょう。つまみで段階的に調整できると、お酒の種類に合わせて、ぬる燗や熱燗など、自分の思いどおりの温かさにすることができます。

お手入れのしやすさも確認する

絵器彩陶 『酒燗器』:¥3,100 ( 2021年5月4日時点 )

出典:Amazon

酒燗器を長く愛用できるよう、そして、いつも清潔な状態でお燗を楽しむために、付属品も含めて、洗いやすさ、お手入れのしやすさ、取り扱いの注意事項も、購入のまえにチェックしたいポイントになります。

また、陶器製のものは破損などの心配がないように、手もとに届いたらしっかりと商品を確認することや、返品・交換の対応がしっかりしているショップを選ぶことも大切です。満足のいくものを選んで、お酒を味わう時間をより豊かに楽しみましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)