「響~小説家になる方法~」最終13巻

柳本光晴「響~小説家になる方法~」最終13巻が、本日11月29日に発売された。完結を記念して帯には映画「響-HIBIKI-」の月川翔監督と、響役を演じた平手友梨奈からのコメントが掲載されている。

「響」は、弱冠15歳にして芥川賞と直木賞のW受賞を果たした主人公・鮎喰響の物語。自分の信念にしたがって行動する響の周りでは揉め事が絶えず、ゴシップ記者、同業の作家、政治家、アイドルなどとトラブルを巻き起こしつつ、圧倒的才能をもって文学界と世間を騒がしていく。マンガ大賞2017では大賞、第64回小学館漫画賞では一般向け部門に選出された。最終巻ではデビュー作「お伽の庭」のコミカライズを目論むマンガ家との対決が決着するほか、卒業式のエピソードなども描かれる。

コメント

平手友梨奈(映画「響-HIBIKI-」響役)

最終回を迎えると聞いてまず思ったのは寂しいという気持ちでした。
私は高校1年生の時に初めて『響』という作品に出会って、惹かれました。
鮎喰響という役を演じさせて頂いたことで、たくさんの出会いと素敵な経験をたくさんさせて頂けたこと、本当に感謝しています。
ひーちゃん、またどこかで会えたらいいな。

月川翔(映画「響-HIBIKI-」監督)

響の思考と行動。筋の通し方。つまり彼女の生き様に魅せられた。
この作品の実写映画化で平手友梨奈に出会い、彼女には物作りに対する姿勢を正された。つまり僕は響と出会い、生きる姿勢を正されたのだと思います。