ネットで話題沸騰「ベビーヨーダ」の可愛さを科学的に分析

ディズニーの新しい動画配信サービス、Disney+(日本では未展開)で配信中のスター・ウォーズシリーズの新スピンオフ作品『ザ・マンダロリアン(原題)』に登場するやいなや、ベビーヨーダは視聴者の心だけでなく、様々な方面をかき乱している。

小さなジェダイローブに身を包んだ、まん丸の大きな瞳のミニヨーダ(ヨーダと同じ種族に属しているが、ヨーダ本人ではない)。ジェダイ・マスター本人にも通じるそのかわいさゆえに、ネットは無数のミームや解説記事で大盛り上がりだ。でも、『ザ・マンダロリアン』第2話で「The Child」としか言及されていない、シワシワの緑色の人形に私たちはなぜここまで魅了されてしまうのだろう? その答えは、ポップカルチャーの手腕と科学だと進化心理学者のダニエル・J・クルーガー博士が教えてくれた。

「理由はいくつかあります」とクルーガー博士はローリングストーン誌に語った。「まず、ヨーダはスター・ウォーズシリーズのなかでも1番人気のキャラクターのひとりです。ヨーダは世界中で愛されている存在なのです」もうひとつの理由として、博士は”ベビースキーマ”を提唱したオーストリアの動物行動学者、コンラート・ローレンツ博士の概念を挙げた。ベビースキーマとは要するに、”かわいい”と感じさせる一連の身体的特徴のことだ。

「子育てをする種全般に、いくつかの共通点があります」とクルーガー博士は言う。そのなかでも特に重要なのが大きな目だ。「メディアにおいて、大きな目という身体的特徴はアニメのキャラクターを通じてますます誇張されています。たとえば、いまの”マイリトルポニー(訳注:アメリカで人気の女児向け玩具)”と80年代のそれとを比べてみてください。いまのキャラクターのほうがより誇張された、新生児のような特徴を備えています。その結果、私たちはそれを見てかわいいと感じるのです。人々の興味を惹くという点では、『ザ・マンダロリアン』は大成功を収めたと言えるでしょう」

『ザ・マンダロリアン』は、ディズニーの新動画配信サービスDisney+で11月はじめに公開され、ライターのアラン・セピンウォルもローリングストーン誌の記事で絶賛していた。同作のプロデューサーはジョン・ファヴロー、メガホンを取るのはデイブ・フィローニ監督。主人公にヨーダ捕獲を依頼する謎の男を演じたドイツの映画監督ヴェルナー・ヘルツォークは、ドラマのセットでベビーヨーダを見たときは思わず声を上げた。「信じられない美しさだ」とヘルツォークはヴァラエティ誌に語った。同作に登場するベビーヨーダは50歳という設定——年の割には若く見える。
『ザ・マンダロリアン』第3話は米現地時間11月22日配信予定。