「連続ドラマW 鉄の骨」で主演を務める神木隆之介さん

 俳優の神木隆之介さんが、人気作家・池井戸潤さんの小説を映像化したWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 鉄の骨」で主演を務めることが11月20日、分かった。神木さんが、池井戸さん原作のドラマに出演するのは初めてで、「あの池井戸潤さん作品に出させていただくことを大変光栄に思っています」と喜んでいる。

 WOWOWはこれまで、池井戸さんの作品がまだ連続ドラマ化されていなかった2009年に「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」を映像化。さらに「連続ドラマW 下町ロケット」(11年)、「連続ドラマW 株価暴落」(14年)、「連続ドラマW アキラとあきら」(17年)などを制作している。

 本作は、発行部数60万部を超える「鉄の骨」(講談社文庫)が原作。中堅建築会社の若手社員の奮闘する姿と、「談合」は“必要悪”かというテーマを描く社会派エンターテインメント作品。神木さんは、現場から“談合の窓口”と呼ばれる業務部に異動した入社4年目の若手社員、富島平太を演じる。

 ドラマでは、中堅建設会社入社4年目の若手社員、富島平太が突然、「業務部」へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当し「談合部」と揶揄(やゆ)される部署だった。個性的な同僚たちに囲まれ、2000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深め、欲望やしがらみを目の当たりにする……というストーリー。

 「連続ドラマW 鉄の骨」はWOWOWプライムで、2020年4月から毎週土曜午後10時放送。全5話で第1話は無料放送。

 ◇神木隆之介さんのコメント

 ――初の池井戸潤、原作ドラマで主演を演じられることについて。

 まず、あの池井戸潤さん作品に出させていただくことを大変光栄に思っています。「鉄の骨」は、とても人気のある作品で、ファンの方もたくさんいらっしゃると思うので、プレッシャーを感じていますが、それと同時に、どんなドラマになるのか今からとても楽しみです!

 ――脚本を読まれた際の印象。

 建築業界の専門用語も多かったので、少し難しい印象も受けましたが、とても面白かったです! 会社組織の中で働いた経験のない僕からしたら、いろいろなしがらみや圧力、それぞれの正義があったりと、社会で働いている方々は本当に大変なんだな……と思いました。

 ――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

 社会の中で戦う主人公を、繊細かつ時に刃のような鋭さを持って、演じられたらいいなと思っています。この小説のファンの方にも、少しでも認めてもらえるよう、精いっぱい頑張りますので、ぜひ見てください!

 ◇池井戸潤さんのコメント

 今からちょうど10年前に「空飛ぶタイヤ」が“連続ドラマW”で僕の初の映像化作品となりました。そして今回、奇しくも10年前に刊行した「鉄の骨」をドラマ化いただけることに運命を感じると共に大変うれしく思います。出演者の皆さんの迫真の演技に期待しています。