クロスメディア・マーケティングはこのほど、書籍『2025年、人は「買い物」をしなくなる』を発売した。著者はいつも.取締役副社長の望月智之氏。価格は1,480円。

デジタルシェルフの覇権を握るのは誰か

  • 『2025年、人は「買い物」をしなくなる』

ITの発展により、10年前までの「買い物」の仕方とは激変している。そうした中、Eコマース(EC)の世界で大きな変化として語られる最新の考え方が「デジタルシェルフ」だ。これは、「世の中の電子化が進む中で、日常の身の回りにある、ありとあらゆるものが商品棚になること」を意味し、買い物と日常の境界線がなくなり、買い物が日常に組み込まれるようになったことを指す。つまり、「人々は『買い物』をしなくなる」のだという。

本書は2006年より、50業種以上のECのマーケティングに関わってきた著者が、デジタルシェルフがもたらす買い物や生活の変化について解説。日本だけでなく、海外の業界の動きを交えつつ、見解を述べている。

内容は、『第1章 ショッピング体験の進化で、人々は「買い物」をしなくなる』『第2章 ショッピングはどう発展してきたのか』『第3章 リーディングカンパニーたちが目指すもの』『第4章 さらなる進化、「デジタルシェルフ」へ』『第5章 「人々が『買い物』をしなくなる未来」の先にあるもの』。

著者の望月智之氏は、東証1部の経営コンサルティング会社を経て、いつも.を共同創業。コンサルティング会社として、9,000社以上の企業にデジタルマーケティング支援を提供している。