俳優の鈴木拡樹さん

 視聴者の投票によって、演劇界で“最も輝いていたと思う作品・演出家・俳優”を勝手に表彰するWOWOWの「勝手に演劇大賞2019」。昨年、「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」などに出演し、「勝手に演劇大賞2018」で男優賞を受賞した俳優の鈴木拡樹さんが、今年、観劇した舞台の中からお薦めの作品について語った。

 鈴木さんが薦める作品は、俳優の山本耕史さん、八嶋智人さん、女優の松岡茉優さんらが出演し、今年3月にTBS赤坂ACTシアター(東京都港区)などで公演された「愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』」。同作は、「きらきら武士」や「狩りから稲作へ」など、日本史を題材とした楽曲でおなじみの池田貴史さんのソロユニット「レキシ」の楽曲をミュージカル化。演出は河原雅彦さんが務めた。

 鈴木さんは作品について「始まった途端、日常生活のシーンにも笑い、急にテーマパークのような世界観になり、いろんなワクワクと笑いを提供してくれた作品でした」といい、「特にテーマパークのシーンはライティングされたセットが動くことによって、本物のパレードに見えたり、スタッフさんの苦労も見えて、皆の力で創りあげているものだと感じま した。自分が出演している時もそういうものを心がけていますし、一つのチームとしてこの座組はすごかったなと思いました」とコメントしている。

 「勝手に演劇大賞」の開催は今年で10回目。今年、国内で上演された全ての作品が対象で投票期間は12月31日まで。結果は来年2月に特設サイトで発表される。投票各賞は「作品賞」 のストレートプレイ部門、ミュージカル部門、2.5次元部門、 「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」。