空冷ポルシェライフ復活!かと思いきや・・・起こった悲劇とは

前回は、以前乗っていた1989年式のドイツ仕様の911カレラのことを記した。今回からは、現在の愛車である1989年式日本仕様の911カレラについて書いていく。

初回に記したが、違うクルマを見に行ったショップにあり、販売車両ではないと言われたのがこの911カレラだ。ショップに入ってきてから、今現在私がお世話になっている主治医のもとで、各部オイル漏れ修理や不具合箇所修理、車高とアライメント調整が行われていた。しっかりと整備されていることがわかり、尚更欲しくなった。

何度か交渉を重ねて、外装も少し気になる点を直して、譲ってもらうことができた。空冷ポルシェライフ復活だ。その後すぐにオーディオデッキの交換。デザインを重視してDenonのデッキをネットオークションで手に入れた。



次は、交換歴が2年以上無かったミッションオイルを交換。エアフロの調整と、アクセル開度の調整も行った。どうやら高速での運転のし易さを重視して、アクセルが全開になっていないクルマもあるようだ。差し当たって気になる点はこれくらいだったため、調整後は気持ちよく乗っていた。

しかし、3ヶ月後。悲劇は起きた。週末のツーリングを終え、家の近所まで帰ってきた所でギアが一切入らなくなってしまったのだ。最初は、最近よく聞く、シフトロッドのブッシュの破損かと思ったが、エンジンを停止したらスコスコ入る... クラッチが切れていない。

クラッチトラブル。エンジンミッション下ろしが確定した。状態から言って、悪名高い、ゴムダンパー付きクラッチ板が破損したのだろうということだった。クラッチのオーバーホールをすることに。運良く、たまたまクラッチオーバーホールに使用するパーツ類が安く手に入ったので、いくらか部品代を抑えて修理することができた。



これを機に、
・クラッチOH 4点交換 ザックス (クラッチディスク、プレッシャープレート、ベアリング、スリーブ交換)
・オイル漏れ修理(クランクシャフトシール、メンドラシール等オイル漏れ修理交換)
・エンジンルームサウンドプルーフ交換
・エンジンオイル、フィルター交換(リキモリ、ポルシェ純正)
・ブリーザーバルブガスケット交換(ポルシェ純正)
・サーモスタットOリング交換(ポルシェ純正)
・オイルプレッシャースイッチ交換(ポルシェ純正)
・フューエルフィルター交換(ポルシェ純正)

以上の整備をすることに。やはり手間はかかる。だが、足を引きずりながら走るように、何か壊れていたり、調子が悪かったり気がかりなことがある状態では乗りたくなかったのだ。

交換すれば元に戻すことが可能である。旧車には妥協が必要。そういう声もよく聞くが、ポルシェはそう言った我慢は必要ない。手をかければ元に戻るし、しっかり直る。長く維持していくには向いていると思う。そのためか、20年以上前の所謂2ケタナンバーのクルマもポルシェでは多い気がする。

とりあえず、ここまでが納車後半年で手を入れた部分。あと数回に分けて、今現在の状態までの内容を記していきたい。