役作りのため髪をバッサリ切った伊藤英明さん(C)TBS

 俳優の伊藤英明さんが主演を務める2020年1月期の連続ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(TBS系)の役作りのため、2年間伸ばした髪をばっさりと切り、袈裟(けさ)を着た僧侶姿の写真が11月14日、公開された。伊藤さんは今作で、僧侶でありながら救命救急医という“僧医”の主人公、松本照円(しょうえん、照之)を演じる。監督やプロデューサーらがはさみを入れ、最後は伊藤さん自らがバリカンでそり上げたという。伊藤さんは「気分が一新し、松本役を演じるのだと改めて気合が入った」と語っている。

 原作は、マンガ誌「ビッグコミック」(小学館)で連載中のこやす珠世さんの同名マンガ。伊藤さんが演じる“僧医”の主人公の奮闘を一話完結型で描く医療ヒューマンドラマとなる。救命救急センター内での他の医師とのチームプレー、専門医たちとの激しいやり取りも描かれる。ムロツヨシさん、中谷美紀さん、松本穂香さんも出演する。

 同時に追加キャストが発表された。松本を陰ながら支える病院の理事長、澁沢和歌子を余貴美子さん、松本の上司である救命救急センター部長の玉井潤一郎を萩原聖人さん、整形外科医の藍田一平をお笑いトリオ「ネプチューン」の堀内健さん、医師のサポートをする病棟クラークで、病棟内の人気者である小山内みゆきを唐田えりかさん、謎多き病院の清掃員のおばちゃんを宮崎美子、松本の幼なじみの父親、宮寺憲次を泉谷しげるさん、憲次の娘、宮寺あやを土村芳さんが演じる。

 ドラマは2020年1月スタートで、毎週金曜午後10時に放送。

 ◇伊藤英明さんのコメント

 髪を切って坊主頭になって、すっきりしました。これまで2年以上、髪の毛を伸ばしていて、久しぶりに短くなったので、気分が一新しましたね。私自身、この姿がとても気に入っています。

 髪形だけではなく、袈裟にも初めて袖を通して、ここまで見た目が“僧侶”に変化したので、気合が入りました。善立寺の住職・新倉さんに、合掌の作法や、数珠の持ち方など、その意味を含めて細かく指導していただいたので、身も心も変化して、いよいよ松本照円という役に入るのだなと、奮い立っています。

 ◇余貴美子さんのコメント

 こやす珠世先生の原作「病室で念仏を唱えないでください」を読んで、僧侶にして救急医の主人公・松本に会ってみたい! この物語に関わってみたい! と思いました。

 患者のさまざまな人間模様、医師の葛藤、病院の事情が共感できて胸にグッとくるものがありました。私も還暦を過ぎ、病院にお世話になることが多く、治療していただいて「ああ助かった」と思う半面、安心しきれない部分もあります。そんなとき松本先生に診てもらいたい。理屈ではなく、目の前の困っている人を助けたいと本能で動く医師たちを見てみたいと思いました。

 今回は病院の運営にも関わり、主人公を見守る理事長という役割です。原作から受けた熱い思いを大事に、病院の伊藤英明さんはじめメンバーと一緒に物語を作っていきたいと思います。

 ◇萩原聖人さんのコメント

 個性あふれる共演者の方々を、救命救急センター部長として支えられるような存在になれるよう演じられたらと思います。

 ◇堀内健さんのコメント

 久しぶりのドラマ出演となり、とてもキンチョーしておりますが、周りの出演者、スタッフの皆さまの迷惑にならないように、頑張ります。

 準備の台本を読ませていただいたのですが、知らず知らずのうちに涙が体の奥からジュワー、あっまちがえた、ジュンジュワーとあふれてまいりました。

 伊藤英明さん演じる松本照円の「医療」と「仏の教え」を通じてドラマを見ている視聴者の皆さんも心を動かされ、知らず知らずのうちに涙が体の奥からジュワー、あっまちがえた、ジュンジュワーとあふれてくるでしょう。