トータルセブンが提案する13B-REW型エンジン換装

エンジンルームの写真を見て「ん!?」と思った読者は鋭い。そう、このFCにはFDの13B‐REW型が換装されているのだ。「モアパワーを実現しつつ、安心して快適に長距離ドライブが楽しめるように」といった狙いから開発されたメニューで、現時点ではまだ未完成。すべてが手探りの状態からスタートし、やっと動かせる段階になったという感じだ。しかしセッティングが煮詰まれば、FCオーナーにとってかなり心強いメニューとなるはず。

 この13B‐REW型への換装は、大幅なパワーアップが最大の特徴。そしてそのパワーアップは、耐久性の向上にも大きく影響してくる。というのも、13B型よりキャパシティの大きい13B‐REW型のほうが、同じパワーを発揮するにもエンジンに掛かる負担が少ない。そして負担が少なくなれば、おのずと耐久性もアップするというわけ。さらに、エンジン制御はフルコンのパワーFCで行っているが、いたずらにパワーを上げるのではなく、乗りやすく、そして壊れないようなセッティングを実施。こうしたユーザーの立場に立ったクルマ造りは、トータルセブンの得意とするところだ。

 RX-7のプロショップ、トータルセブンが新たに提案するFCの新世代エンジン換装メニュー。完成が今から楽しみだ。

リア


インパネ
タイトでドライバーをその気にさせてくれるコックピット。ステアリングはMOMOのヴェローチェを装着。

シート
ヘッドレストスピーカーが内蔵される純正シート。ボディカラーに合わせてホワイトに張り替えてある。

シフト
ハンドブレーキ横に装備されるFCコマンダーで、パワーFCのセッティング変更が可能。シフトレバーはRX-8用を流用している。

サブメーター
ダッシュボードにはデフィの追加メーターを設置。左から油温、水温、油圧、ブーストの4つだ。

エンジン
コンパクトなロータリーとはいえ、13B-REWの搭載には苦心。設置角度を変えて搭載した。パイピングはすべてワンオフで、スペースにはわせた各部に苦労のあとがうかがえる。エンジン内部はノーマルで、インタークーラーなどの補機類のみ交換。耐久性を考慮した仕様だ。エンジン制御はアペックスのフルコン、パワーFCで行っている。

エンジンパイプ
型式こそFCと同じだが、13B-REWはシーケンシャルツインターボということが特徴。低速域では1基、高速域では2基のタービンが稼働するシステム。


トータルセブン
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掲載:ハチマルヒーロー 2013年11月号 Vol.23(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)