日頃から最新の観光スポットや宿泊施設の情報をチェックしているという菊池さん。休日には実際に訪ねてみることもあるといいます。ついつい気になってしまうのは、サービスや温泉の質などお客様目線に立ってみてどう感じるかということ。そんな、この仕事をしているからこその「あるある」について、お話を伺いました。

■甘党の多い職場、菊池さんおすすめのお土産は?

――職場にはやはり旅好きな方が多いのでしょうか? また、業界の「あるある」なことがあれば教えてください。
 
多いと思います。友人や家族と旅行をするときには、どうしても幹事や企画をする側になってしまいますね。
職場では、皆さん行く先々でお土産のお菓子を買ってくることが多く、社員同士でお菓子配りをしている光景がよく見られます。甘党が集まっているのはそのせいかもしれません。
私のおすすめの地方のお菓子と言えば、広島県の「生もみじ饅頭」です。普通のものと比べ日持ちはしないのですが、まるでお餅のようにモチモチとした食感が特徴で、とてもおいしいんですよ。

■これからは語学力がもっと役立つ時代

―― このお仕事をするにあたって、やはり語学力は必要ですか?

必須ではありませんが、あるに越したことはないと思います。今後、ますます海外からのお客様のお相手をする機会も増えてくると思いますので、語学力を鍛えておくことは心強い武器になるでしょう。今からできることはどんどんしておくのが正解です。


―― 菊池さんはどのように勉強されましたか?

学生時代の語学留学の経験はありましたが、就職してからも勉強を続けようと、社会人3~4年目まで週1回、英会話学校に通っていました。そのおかげもあって、海外のお客様の対応も緊張せず、スムーズにできるようにはなったかなと思います。

■枠にとらわれずに、仕事につなげる

―― 休日はどのように過ごされますか?

普段から、国内外の観光スポットや宿泊施設の情報を調べるようにしています。休日には、気になっていた場所へ実際に足を運んでみることも。最近では滋賀県のおごと温泉を訪れ、温泉でゆっくりしたり、情緒溢れる街並みを楽しんだり、SNSなどで話題の「びわ湖テラス」にも行ってきました。宿泊施設では、やはりサービスや温泉の質が気になってしまいますね。お客様の目線に立って考えるいい機会です。こういった実体験を参考にしてツアーを作ることもあります。

―― お仕事の中で一番の思い出や、達成感を感じたエピソードについて教えてください。

「旅行」という枠にとらわれず、幅広い業界や分野にアプローチをしていきたいと考えています。特に自分の趣味を通じてゲームやアニメ・イベント会社に積極的に営業を行い、行政とも連携してツアーやイベントを運営できたことは思い出深い経験です。中でも名古屋市で毎年開催している「世界コスプレサミット」やサブカルチャー関係のイベントに携われたことは、うれしかったですね。
旅行とアニメを結びつける企画は新鮮で話題になり、こうした実績を名古屋の観光に貢献したということで評価していただき、名古屋鉄道グループの「ブランドアップ賞」をいただくこともできました。これからも枠にとらわれず、自分にしかできないような企画をどんどん生み出していけたらと思っています。
 
 
「旅行」という商品は、どんな分野・業界ともつながることができるという菊池さん。自身の好きなゲームやアニメの会社と協力し、今までにはないツアープランを作り出してきました。好きなことと仕事を自らの手で結びつける。そんな情熱が地域の観光を盛り上げることにもつながったようです。枠にとらわれることなく、生き生きと仕事をするためのヒントを菊池さんに教わりました。
 
 
【profile】名鉄観光サービス株式会社 名古屋中央支店 菊池翔真 
https://www.mwt.co.jp/