有機ELテレビの選び方&おすすめ商品5選|機能や性能、買い時も徹底解説

【この記事のエキスパート】

ドヤ家電ライター:小口 覺

ドヤ家電ライター:小口 覺

ライター、コラムニスト。SNSなどで自慢される家電製品を「ドヤ家電」と命名し、日経MJ発表の「2016年上期ヒット商品番付」前頭に選定された。
現在は「意識低い系マーケティング」を提唱。著書に「ちょいバカ戦略 −意識低い系マーケティングのすすめ−」(新潮新書)など。


ドヤ家電ライターが選ぶ有機ELテレビ5選をご紹介します。有機ELは液晶に比べてコントラストが高いことが特長です。「黒」を鮮やかに表現できるので、映画など暗めの映像作品が見やすくなります。また、液晶テレビは大小のサイズが取りそろえられていますが、有機ELテレビの画面サイズは、55V型以上の製品がメインとなっています。「より大画面で高画質を求めるユーザーのためのテレビ」ということが言えるでしょう。本記事では、ドヤ家電ライターの小口 覺さんにお話をうかがい、有機ELテレビの選び方のポイントとおすすめ商品について教えてもらいました。また、最後に通販サイトの売れ筋ランキングも掲載していますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

有機ELテレビって、どんなテレビ?

有機ELテレビは、「次世代のテレビ」として話題となり、画面の細かな発色により鮮明できれいな映像が楽しめるテレビです。有機ELパネルを開発したのは韓国の「LG」社です。

近年、話題となっている有機ELテレビは、「映像がきれい」「立体感のある映像が楽しめる」といったイメージが強いですが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。解説していきたいと思います!

有機ELテレビのメリット

色のムラがなく、映像のコントラストが鮮やか

先ほども説明しましたが、有機ELテレビは、有機ELパネルによりパネル自体が発光することで、発色のいい映像を映し出すことができるテレビです。色のムラもなく、また、液晶テレビが苦手な黒色をきれいに映せるので、コントラストの鮮やかな映像になります。

立体的な映像が魅力的で、スポーツの観戦や映画鑑賞をする際に、とても相性がいいのが有機ELテレビである。

軽量化・薄化を実現。壁掛け・持ち運びも容易に

映像を映す仕組みを単純化したことにより、軽量化・薄化を実現しました。液晶テレビよりも薄く、見た目がスタイリッシュなので、壁掛けテレビとして使うのにピッタリの機体です。

有機ELテレビのデメリット

液晶テレビより価格が高い

一般的な液晶テレビよりもまだまだ普及していないので、高価格なのがデメリット。パナソニックやソニーなどの大手家電メーカーは、有機パネルのみLG社のものを仕入れ、自社製品に使用しているので、価格が高くなりやすいです。

また、映像をきれいにするため、消費電力も少々高いです。

「焼き付き」の可能性がある

「焼き付き」とは画面上に映像の残像のような跡が残ること。パネル自体が発光し、素子に電気を流し続けることで、劣化してしまうのです。「焼き付き」が起こると二度と直せないので気を付けないといけません。

現在はLG社が焼き付きの起こらないパネルも開発・宣伝していますが、不安は残ります。

液晶テレビ、有機ELテレビ、どちらにもメリット・デメリットはあります。大切なのは自分の生活習慣にあわせて有機ELテレビか液晶テレビにするかを考え、決めることです。

ドヤ家電ライターが解説!
有機ELテレビの選び方のポイント

上記の特徴、メリット・デメリットを認識した上で、ドヤ家電ライターの小口 覺さんに、有機ELテレビを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。ぜひ参考に、有機ELテレビを見てくださいね!

各社の「絵作り」で選ぶ

【エキスパートのコメント】

現在、有機ELテレビは、どのメーカーもLGディスプレイ製のパネル(もしくはセル)を採用しています。ベースは同じなのですが、実際に表示される映像は、メーカーにより異なります。各社が開発した映像エンジンやチューニングによって、「絵作り」がされているからです。

それにより、4Kといったもとから高画質なソースだけでなく、地デジ番組や動画配信サービスの映像も高いパネル性能に合わせた高画質化を実現しています。

TOSHIBA(東芝)『REGZA X930シリーズ 65X930』:

出典:Amazon

「リビングAIピクチャー」により、視聴環境を気にすることなく最善の絵作りを見せてくれる。

サウンド性能で選ぶ

【エキスパートのコメント】

サウンド性能も、映像鑑賞には大きな影響を与えます。せっかく映像だけがきれいでも、音が弱いと物足りないものです。

立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応していれば、サウンドにより臨場感や迫力が加わります。また、スピーカーの最大出力やサウンド機能もチェックしてみてください。

Panasonic(パナソニック)『VIERA 4K有機ELテレビ TH-65GZ2000』:

出典:Amazon

立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応。

チューナー・録画機能で選ぶ

【エキスパートのコメント】

チューナーは新4K衛星放送用のチューナーを2基内蔵した「ダブル搭載」がトレンドとなっています。2つあることで、4K放送を見ながら裏番組の4K放送を録画することができます。

地デジやBS、110度CSのチューナーは、各2〜3基の搭載が標準的ですが、東芝「REGZA」のように地デジチューナーを9基積んで、全番組を自動で録画するモデルもあります。

まとめて録画して後から見たいテレビ好きの方は、チューナーの数と録画機能についてもチェックしてください。

メーカーごとの特徴

メーカー各社、LGディスプレイ製の有機ELパネルを採用していますが、メーカーごとにさまざまな特徴が表れています。そんなメーカーごとの特徴についても解説していきます!

SONY(ソニー)
一体感のある映像と音が特徴的。また、明るい部分と暗い部分の色が鮮明で、クオリティの高い映像体験を感じられる。デザイン性にも定評があります。

TOSHIBA(東芝)
地デジをきれいに映し出し、過去の番組もさかのぼれる録画機能も魅力。映像応答速度も速く、残像が残りにくいため、スポーツ観戦やゲームに最適です。

Panasonic(パナソニック)
国際認証も取得している独自の映像技術により、圧倒的な映像の美しさを実現。映画の映像をダイナミックに映し出してくれますので、映画鑑賞に最適です。

LG
ネット動画との互換性もよく、全体的にコストパフォーマンスがいいのが特徴。ラインナップも多く、壁掛けデザインは強い人気を誇っています。

Hisense(ハイセンス)
東芝映像ソリューションとの提携をはじめ、近年、日本人に向けた商品展開に力を入れている。コストパフォーマンスが高く、再生機能や動画配信サービスなど、機能も充実しています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)