ウインドリバーは、組込機器向けリアルタイムOS(RTOS)「VxWorks」として、 C++17、Boost、Python、Rustといった最新のプログラミング言語などをサポートした最新版をリリースしたことを発表した。

最新バージョンでは、各種の言語サポート強化のほか、LLVMベースのツールやフレームワークを幅広くサポート。さらに最新の暗号化ライブラリであるOpenSSL 1.1.1にも対応したとする。

また、 VxWorksと互換性のある新しい技術や協業ソフトウェアプロジェクト、PoC(Proof-of-Concept)、オープンソースのインテグレーション、プレリリース版や実験的なソフトウェア(ROS 2、OpenCV、パブリッククラウドプロバイダー用IoT SDK他)などを入手できるWind River Labsを活用することで、VxWorksを補完することができるようになるとも同社では説明している。