SAS Institute JapanのJMPジャパン事業部は10月24日、探索的データ分析ソフトウェア「JMP(ジャンプ)」の最新バージョン「JMP 15」と、JMPに高度な分析機能を追加した「JMP Pro 15」、および分析結果のレポートを組織内で共有できる「JMP Live」をリリースしたと発表した。

「JMP 15」では、データテーブルの列名のエリアにヒストグラムを表示する新しい列見出し、XML/JSON/PDF形式のデータを読み込み・処理するための読み込みウィザードなどが新機能として搭載されている。

「JMP Pro 15」では、観測された変数と観測されていない変数との関係をモデリングする新しいモデリングプラットフォーム[構造方程式モデリング]が追加され、[サポートベクトルマシン]プラットフォームにより、新しい非線形な機械学習の手法が提供されている。

JMP Liveでは、メールや共有フォルダを使わずに、JMPで作成されたインタラクティブなレポートをワンクリックで発行可能であるほか、Web上でJMPのインタラクティブなレポートを探索的にレビュー可能。また、最新のデータを使用して、定例的なレポート発行の自動化もでき、マネージャーはJMPの知識がなくてもレポートの条件を変えて見ることが可能となっている。

JMPの機能を30日間無料で試せるJMPトライアル版は、同社のWebサイトよりダウンロードすることができる。