ユニアデックスは10月23日、米Sumo Logicが提供するクラウドベースのマシンデータ分析サービス「Sumo Logic」の提供を開始すると発表した。

ユニアデックスは、企業におけるセキュリティにまつわる課題への解決策として、「クラウドセキュリティープラットフォーム」の拡充を進めているが、「Sumo Logic」をラインアップとして追加した。

「Sumo Logic」は、特許技術により、大量のログから必要な情報に短時間でたどり着けまるほか、多くのデータフォーマットに対応したテンプレートにより、さまざまなログを容易に取り込むことができる。そのため、SIEMの専門知識を持っていなくても分析が可能だという。

また、契約の10倍以上にデータが急増してもログを取り込め、取り込み量の上限によるサービス停止はない。契約は、ログ量のピーク値ではなく1カ月平均に基づくため経済的。「Sumo Logic」の価格は、1日の平均ログ量3GBで、年間約55万円(税別)から。

「Sumo Logic」のテンプレートに加え、ユニアデックスのログ分析のノウハウを基にした独自の視点によるテンプレートも提供する。システムのヘルスチェック(障害の可能性)やアノーマリ(挙動のおかしな事象)検知、脅威分析、コンプライアンス違反の検知などの視点から一覧表示できるダッシュボードとして「SIEM構築サービス」を提供する。

  • ログの内容を一覧表示できるダッシュボードを提供する「SIEM構築サービス」